ガソリン、180円台に上昇 補助縮小で15年ぶり高値
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2008年以来の高値であることは確かですがその理由として挙げられている「原油相場上昇」について振り返りますと、WTI原油先物相場が1バレル147㌦台に達した当時に対し、現在は長らく100㌦割れが続いています。当時よりガソリン高を煽っているのは間違いなく円安であり、円安の「え」の字もない記事に違和感を感じます。
車で町を通ると、ガソリンスタンドの価格はどこも170円を超えています。価格抑制の補助金を段階的に減らしていけば、価格が再上昇するのは分かっていたはずで、出口戦略としては失敗で、10月に補助金ゼロ方針の再検討が必要だと思います。そして、本来なら、維新が法案として退出している「ガソリン税の旧暫定税率分の廃止」を考えるべきで、その方が永続的な効果もあります。