Amazon、翌日配送を拡大 国内に宅配11拠点新設
日本経済新聞
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人手不足の配送危機、即日/翌日配送の見直しという空気になってきているタイミングで、全く空気を読まない「でも、可能ならすぐ来た方がうれしいでしょ?」というド直球ド正論
がある意味清々しい。本当に人がいないならぶち上げたところで実現できないわけなので、配送料上げるなどでやりようはあるという宣言とも言えますねアマゾンがこのタイミングで大手配送業者が翌日配送から脱却する流れの逆張りをしているのは2024年問題さえクリアできれば翌日配送は既存物流に対する大きなアドバンテージとなると判断しての事でしょう。
アマゾンは一旦勝負所と判断すると赤字を垂れ流してでもやりますので大変な脅威となりますね。Amazonは膨大な購買データがあるのでどこでどのような商品がどの程度の頻度で注文されるかを把握できます。注文されるであろう商品をあらかじめ宅配拠点に配置しておけば、配送にかかる人手も労力もコストも縮小できるでしょう。もちろん拠点を増設し維持するコストはかかり一時的にAmazonの利益は圧迫されるでしょうが、顧客満足度は上がり売上増と顧客の囲い込みも見込まれます。Amazonほどの規模があってこそ可能な施策ですね。