【小野龍光】年商100億超のIT起業家は、なぜ突然「出家」したのか
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トライアスロンチームをつくりませんか?
こんなツイッター投稿が上がったのが2010年のこと。投稿主は、さまようボウズこと龍光さんの”前世”たる小野さんです。それに共感した見ず知らずの6人が代官山のカフェで集まり、その場でチーム結成。素人トライアスロンチームが産声を上げた瞬間でした。
私が知っている前世の小野さんは、けっして資本主義の権化でも何でもなく、むしろ当時から利他を自ら実践しているような人でした。
もしかしたらピュアであるがゆえに心のどこかに1ミリでもそうでない自分がいることに人知れず苦悩していたのかもしれません。または、マラソンやトライアスロンで気を紛らわせていたのかもしれません。
私はまだまだ煩悩にまみれているので出家はできませんが、前世の小野さんも現世の龍光さんも理解できるし共感できる部分がたくさんあります。今週の連載を楽しみにしています♪IVP(現Headline Asia)でご活躍されていた、前世の小野さんにお会いしたことがありますが、その時から大変素敵な心をお持ちでした。
IVPはファンドとして投資をしながらも、自らが経営に関与し事業の立ち上げを行う、という珍しいスタイルでしたが、ジモティーや17Live等、数多くの成功案件が生まれたのは、小野さんの類稀なる経営のセンスによるところも大きいでしょう。
最近では我に囚われているとのことでSNSも削除されていたので、小野さんがどんなことを今感じていらっしゃるのかを知れるインタビュー連載はとても楽しみです人生の「探求者」たちの話から自分らしく、しなやかに生きるヒントを探る連載「Life Quest」。今週のゲストは、2022年の秋に「電撃出家」をした元17LIVE CEOの小野龍光さんです。事業家として、またインフィニティ・ベンチャーズの創業者・投資家として着実にキャリアを積み上げていた小野さんは、なぜいきなり出家したのか?当時はどんな心境だったのか?エピソードを5日間掘り下げていきます。
投げかけた質問に対して、基本おだやかに、時に力を込めて一つ一つ、丁寧に言葉を選ぶ小野さんの姿が印象的でした。