いまZ世代が陥りがちな「ラッキーガール症候群」とは?
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私は「ポジティブ思考」信奉者ではないですが、この論調は少し無理やり感を感じます。きちんとした研究に基づいてのことでしょうから、あくまでも私見です。
例えば、記事中にある、
さらに、同紙はラッキーガール症候群のより具体的なマイナス面にも触れている。「たとえば、仮に物事が望んだ通りに行かなかった場合に、その理由をポジティブなマインドセットが足りなかったからだとし、そのほかの自分の行動を省みようとしない姿勢がある。」
私の周囲の若い世代の方々を見ていると、もっとしなやかで現実的に、そして理知的に起きる結果に対して対応しています。世代をステレオタイプ化する主張は、私たちミドル〜シニア世代の社会環境(個よりも全体性を重んじる)では納得感もありましたが、今の時代、このようにZやα世代のステレオタイプ化するのは、少し違和感がありますね。
若い世代が我々の言葉の呪縛にかからないように願っています。
注目のコメント
アンラッキーだと思うよりいいけど。
どんな経験をしても、どんなに努力しても、どうせ自分はダメだからって思っちゃうと人生がつまらなくなります。
ただしラッキーだからって思っているだけでもダメ。上手くいかなかったときにマインドセットのせいにするのもその理由の1つ。
成功にも失敗にも必ず自分の行動が影響している。だから自分を信じて努力し続けよう。良いことも悪いことも両方あるから楽しい。なんでもバランスではありますが、少なくとも起きたことが運が悪かったと思うよりも、ポジティブに捉える方が良いとは思います。
ポジティブに捉えすぎて、振り返らない、反省しないと成長しないところはありますが、ポジティブに考えながらも、起きたことを更に良くするにはどうすればよかったか、考えるきっかけをくれてありがとうと感謝の気持ちが加わると良いですよね。ただラッキー♪と思っているだけでは確かに、成長しませんが、だからもっと向上しようと考え、もっと次に同じことを起こさないためにどうするべきだったか考えることは欠かさず必要ですね。今の時代は「VUCA(ブーカ)」と呼ばれ「不安」「不確実」「不安定」など、頭に「不」がつく言葉があふれています。
Z世代と呼ばれる20代の人たちは「未来に希望を持つ」ことが、とても困難です。
僕も含め、今の大人たちが、先のことを考えず「成長」を求め、地球のこと、これからのことを考えずに進めてきた「ツケ」は、彼らに周ってきています。
深く考えれば「絶望感」に溢れる中、何かにすがりたい気持ち、それが、いわゆる「スピリチュアル系」になるのは、ごく自然なことだと思います。
僕は、ビジネスで組織マネジメントをする際に「褒め合い会」を開催します。
週に1回、チーム全員の今週の「良かった所」を、お互いに言葉にして褒め合うのです。この会を開くことで、人の良いところ探しが始まり、他者から、自分のポジティブな部分を学び、チームは前向きに成長していきます。
「前向きな言葉を口にし続けること」
これは、日本古来にある「言霊」として、実はとても素敵な効果があると実感しています。