【殺到】サイバーエージェントに今、小売企業が群がる理由
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小売業が、自店舗や顧客データを使って広告屋さんになりかつお得に広告を出すノウハウを売るビジネス。
広告代理店でありながら広告業を自走できるよう支援する。
一見広告代理店として利益喪失しそうに見えるが、小売業にとってデータマネジメントや運用ノウハウはそう簡単ではないから、コンサル業として並走する。
長期視点でこっちに商機があるのは、分かりながらなかなか踏み出せない小売業、広告業が多い中すごい。
Abema TVしかり、ほんとに小さなサービスだった頃からW杯放映権者になるまでを目の当たりにすると、笑わようが止められようが最初の一歩を出す賢者に神様は味方する、ように見えます。サッカーW杯の放映で話題となった「ABEMA」を擁するサイバーエージェントの祖業は、インターネット広告代理店のビジネスです。グーグルの検索広告やSNS広告の運用で事業を拡大してきました。
そんな広告事業がここ数年、大きく変化しています。小売業界を中心とした大企業との提携や合弁がやたらに増えている。今回特集した「リテールメディア」の盛り上がりを私が知ったのは、実はサイバーの動きがきっかけでした。
その渦の中心にいるのが、内藤貴仁常務です。2001年にサイバーに新卒入社してから、広告事業一筋。競合の代理店も恐れる存在だったと聞きます。あらゆる提携案件に携わる内藤常務に、ビッグデータで変わるデジタル広告の将来像について聞きました。CAさんとは当社のシェアオフィスにも入居していただきひざ詰めで取り組んでいます。数ヶ月前には札幌にデジタルメディアの拠点も作られました。このリテールメディアの領域はアメリカでもWalmart やTarget などがすでに事業として大きな領域となっています。日本もTV、Webに次ぐ第三のメディアとして成長していく、させていくと思っています。