【御朱印NFT】実証実験から見えた新たな可能性
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伝統宗教のさらなる形骸化。
テキストに書かれてる内容のほとんどが「地域コミュニティの活性化」であって、デジタルによる利潤をアンセムのようなワード「winwin」幻想で美的なゴールを纏わせている点で、御朱印を頂き集める功徳の意味や手間を時間をかける楽しさがスポイルされています。
御朱印集めは御朱印だけでなく御朱印帳も大切な役割を果たし、熱心に集められた方には死んだ時、柩に一緒に入れてくれと言う話もよく聞きます。黄泉の国でも安穏に暮らしたい願いが込められた行為です。
伝統宗教は年月をかけ無毒化され比較的に安心して来たのと同時にイベントで、その過程で培って来たことをNFTで活性化とありますが、一体どこの寺社さんを活性化したいのでしょうか。たとえば神社本庁管轄下にある左旋専用の神社なのか、神社本庁舎の嫌気に我慢できずは外れた神社なのか。そもそも管理者不在の放置された神社なのか。レッドオーシャンに飛び込んでNFT活性化で更なる勝ちを獲得を目指すのか、長年ネガティブ要素だらけで地域住民の過疎化や高齢化な成功する要素が極めて薄いブルーオーシャンな寺社で活性化したいのか。彼らもビジネスだけにきっとレッドオーシャンに飛び込んでみたいのだろうけど。
とまれ、テキストにあるNFTにはそういったウエットな機能がなくただただいま生きてる人間が伝統信仰にテクノロジーを無理矢理ねじ込んだだけではないのでしょうか。御朱印が持っている伝統的なインスタレーション性を省略しすぎです。
利潤や利便性・目新しさも大切ですが、伝統や古い物を新しくする必要性が総てに必要であるとは限らないのです。
こんな楽しみをスポイルするテクノロジーよりも、今はもう無いですが「エア参拝」というwebサイトの方が本質を突いていると思いました。今、若い世代の間でも「御朱印」が人気を集めています。神社の参拝証明である御朱印と、ブロックチェーンの技術を用いてコンテンツの複製を防ぐNFT(非代替性トークン)を組み合わせた画期的な実証実験が行われました。
実験の舞台となった竹神社のある三重県明和町の観光復興を進める明和観光商社の千田氏・秋山氏と、NFTサービスの開発を行うCryptoGamesの加藤氏をお招きして、取り組みの成果や意義を振り返りました。
※2022年6月30日の記事の再掲です