【学生あるある】あなたにとって最高だった授業は?
コメント
選択しているユーザー
大学院のときですが、管理会計の授業です。
特に、サンクコストの授業回は、理系出身で会計に疎かったわたしにはとても新鮮で、学びが多かったです。
サンクコストは、それまでに使ったお金や時間などのコストで、もういまから取り戻せないコスト。
本来の投資の意思決定は、もう戻らないのであれば過去に払ったコストは気にせず、今後得られるリターンと今後払うコストのみで判断するのが合理的。
しかし、もう戻ってこないにもかかわらず、人は過去に使ったお金や時間などを惜しむがあまり、それらのサンクコストを取り戻そうと意思決定してしまいがち、というもの。
これは、仕事でもそうですが、プライベートでもある気がします。
買ってしまったから、使う。
ここまでやったから、やる。
などなど。
サンクコストに照らすと、これらの意思決定は非合理的なときがありそうです。
当時の授業では、企業での意思決定のケーススタディをし、なにがサンクコストで、なにがサンクコストではないかを世界中から集まったクラスメイトと議論しました。
サンクコスト問題はどの国にもあり、サンクコストを理解したら世界中にもっとよい意思決定に溢れるのではと話し合った懐かしい記憶があります。
会計というと、管理のイメージが強かったのと、ファイナンスが未来志向なのに対して過去を向いていて後ろ向きなイメージだったのですが、意思決定のための学問なのだと気づいて考えをあらため、毎回予習して、毎回ワクワクしながら授業を受けていたのを思い出しました。
注目のコメント
僕が受けた最高の授業は中学3年生の時に受けた、「理科の先生と社会の先生と原発について考える」授業でした。
今考えると、なかなかないコラボ授業だったなと思いながら、さまざまな学問分野から、原発という一つの事象を考えて捉えることはなかなかない経験だったと思います。もしかすると、あの授業が僕が総合的な、学際的な学びが重要だと気づかされたきっかけだったのかなと思っています。もちろん授業自体も最高だったと思うのですが、
おふたり共がそこから学んで学びを体系化、言語化できているのが学ぶ能力の高さだと思いました。
いつもお二人のコメント見て感化されたりモチベーションが刺激されてます!