「本音と建前」が心をむしばむ――イタリア人精神科医が見つめる日本人の不調
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とても勇気と希望をもらえる記事ですね。私自身アメリカで現地の会社で働いた経験上、外国人が働くことは相当ハンデがあるのが、よく理解できます。さらに、日本で医師免許を持つとは、想像を超える努力があったと思います。
そして、「自分の良さやユニークなところを信じて」という言葉は、引きこもりの方のみならず、普通に社会生活を送っている人達にも、勇気をもらえる言葉ですね。なぜなら、社会人生活が長くなればなるほど、つい会社や周りが求めている姿をしなければならないと思いがちです。その過程で、気づかないうちに、自分らしさを封印しがちになります。
自分らしさを出しても良い、ありのままで良いと吹っ切れると、想像以上に力を発揮するもの。違ってよい、それが美しいというインクルージョンな社会が、明るい未来に繋がりますね。「普段、外の社会に接していなくても、物語の世界に接することで、他者に対して共感や配慮ができ、思いやりの気持ちを持てるんじゃないかなひきこもり経験者の気持ちは前向きになるか」。
引きこもりというのは「接続の遮断」なのであり、たとえ現実との接続を遮断しても、フィクションとの接続があればなんとかなる。フィクションと接続することで心の安定を得られるのであれば、それが外の現実という社会性や他者と接続する入り口となる。ゲームとかアニメ、VRだけがフィクションではなく、古来、宗教や習俗もひとつのフィクションだし、現実でさえ所詮は個人の認識を通してみている以上「その人のフィクション」ということにもなる。
但し、気を付けないとけいないのは、フィクションというひとつの世界へだけへの唯一依存に陥ること。フィクションともつながるし、現実ともつながるという多重接続を意識することが大事。
そういう意味では、中高年が退職によって引きこもる場合はもっと深刻で、彼には〇〇会社の〇〇という現実への唯一依存で、他の世界が存在しないから。> フランチェスコさんがいま、臨床と並行して取り組んでいるのが、「治療に使えるゲームソフト」の開発である。
確かに、アニメやゲームのキャラに感情移入して、自分の感情が良い方向に向くなんてことはよくあることだと思うので、治療使えるゲームソフトは面白いなと思いました。
僕は受験期に、ドラゴン桜を見ていたんですが、少しはモチベーションにつながっていたと思います。