新変異株、欧米など渡航制限拡大 アフリカ南部から
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イスラエルは、北アフリカの一部を除くほとんどのアフリカの国との渡航を制限しました。
新しい変異株は、南アフリカで見つかった、というだけで、南アフリカで最初に発生したのかどうかはわかりません。すでに複数のアフリカの国(少なくともボツワナとマラウィ)で感染が広がっていることは確実です。
単に、アフリカの中でも南アフリカだけは比較的病院が多く、検査も行っているので、最初に南アフリカで見つかった、という可能性もかなりあります。
現在は、かなりの国が、感染者数を確認することを放棄していますが、アフリカだと大多数がそうだし、最初からほとんど検査できていない国が多いです。
これまで度々指摘されてきたことですが、感染が広がれば広がるほど変異株が発生する確率は高くなります。
その確率を減らすのはやはりワクチン接種ですが、アフリカ全体で見ると、ワクチン2回接種率はまだ5%に届いていません。
ワクチン格差一層拡大 アフリカ、接種完了3%―新型コロナ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021092500358&g=intアメリカは英国が渡航制限した南アフリカ、ジンバブエ、ボツワナ、ナミビア、レソト、エスワティニに加え、周辺国のマラウィ、モザンビークも含めた計8か国について月曜から渡航制限。ベルギーからも見つかったし、さらに検出する国は増えてくるだろう。日本でも、このあたりの国々も水際対策の強化により10日あるいは6日の「停留」になると見込まれる。空港到着後、検疫が指定する宿泊施設に強制隔離となる。
これから数日、オミクロン株をめぐる水際対策はますます厳しくなるだろう。政府は一気に健康危機管理モードへ舵を切った。