「ブラック校則」で波紋 今の日本社会で、ツーブロックは本当に就職で不利なのか
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前提として、会社と学校は違います。
社会を構成しているのが会社であり大人です。校則がブラックだと感じるのも、そのような校則を設ける必要に迫られるのも、その問題提起は社会の大人に向けられるべきです。
正直、そのスタート地点からズレている方が多いです。
少し奇抜な例を出した方が良さそうですね。
ツーブロックや染髪が良いかどうかも考えものですが、この問題をタトゥーに置き換えてはどうでしょうか。
タトゥーに置き換えるだけで、一層社会から排除される感覚を持つ方が多いはずです。
それもそのはず、未だに銭湯やプールなど肌の露出が増える施設では、タトゥーを入れている方の入場を制限しています。
大人が、見た目で人を判断している典型例です。
もちろん、タトゥーを容認する企業や個人が増えてきていることも事実ですし、私はそれほど偏見を持っておりません。
ただ、個人の身体的表現は、相手にそれなりの強い印象を与えるということが言えると思います。
さて、学校に視点を戻すとタトゥーを禁止している、または文言が定められていなくても罰される学校は非常に多いです。教員の立場に立って考えてみると、このような状況でタトゥーを推奨できませんよね。子どもたちの未来を守るのが、1番の仕事なのですから。
私は、ツーブロックや染髪を禁止する学校に問題はないと思います。しかし、社会全体がツーブロックや染髪、タトゥーで自分を表現しようとする子どもを広く受け入れてくれるのであれば、それが1番素晴らしいとも思います。田舎でタトゥーを許す感覚ってなかなか芽生えませんからね。都会と田舎での差異も含め、議論していくべきだと思います。
さらに深く理解するためには、国会(政治家)について見てみるべきですね。ツーブロックも染髪もタトゥーもほとんど見かけません。政治家は誠実な印象に映るかを非常に気にします。これが全てではないですか?
もう一度繰り返します。
学校は、教員は、子どもたちの未来を守るのが仕事です。
私は未来ある社会の実現を切に願っています。
教員の皆様には、ブラック校則だと言われても生徒の未来を守ってもらいたい。そのために、ツーブロックの禁止が必要でなくなれば、変えていけば良いと思います。
注目のコメント
「こんな校則クソだな」とおもえる元気な高校生が増えてほしいです。そうすりゃ日本の未来も明るいかも。
茶髪が校則違反な理由がわからず職員室に呼び出され続けたけど社会人になれた者として…笑髪型なんて就職に200%関係無いと思いますし、そもそもそんなことが「関係ある」会社には就職すべきではないですよね。というか、、、本気なんですかね。
校則で髪型や髪色などを縛る必要はないと考えています。が、高校に来る現状の求人票に則った就職においては、外見に他との違いがあると不利になるため、指摘をする必要はあると考えます。
正直、名だたる企業や起業家さんの会社に就職するならば、外見なんてどーでもいいんだと思うんです。ポートフォリオや能力を見せれば良いので。
しかし、地域の地場産業や伝統産業を営む会社や、古くから個人経営をされている経営者さんの声は違うのです。
地元に根付く就職が大半を占める高校に対しては、異を好まず、挨拶や返事、言われたことを理解し、その通りに作業する人材を求めてきます。それとコミュ力という潤滑油的要素。
要は、就職先から「外見の規格化」ニーズがあることも事実なんです。
じゃあ、そこに就職しなくてもいいじゃないか、という意見もあると思うのですが、選択肢が少なくて、そこに就職しないと家族を養えなかったり、自分が生きていくのに困る子もいるんですよね。
一部の学校においては、就職活動自体がお互いのニーズに合わせるゲームになっており、生徒側の武器として手っ取り早いのが「外見の大人しさ」を演出する、なんです。これに全面的な賛同なのではなく、現実がそうなんです。
能力開発の必要性は承知した上で、それでも一時的に外見を見繕うことも能力のうちだったりします。その点で学校に整容指導が残ってしまう理由は理解できます。
だからといって、校則で「常に」縛る意義は感じられません。自由な表現でいいのです。でも、今の自分が持っている就職の選択肢を増やすためには一時の演出が必要になるときもある。
このように、高校1つとってもレイヤーは様々あることを知って頂けると、めくじら立てずに楽に見えるようになるのではないでしょうか。