【読むMOOC】ヤフー式「1on1ミーティング」を立役者が語る
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いい「1on1」は終わったあとに「この時間は上司が自分のために取ってくれた、自分のための時間なんだ」と部下が思えることだと思うんですね。
※本文抜粋
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私には、上記を実践してくださった上司がいます。
頭が良くて仕事ができて優しくて親切。そしてコミカル。
尊敬とかわいらしさという極端な両面が同居している方です。
近寄り難さはまったくないのに、とても頼りになる。
肩ひじ張らずに頼ってもいいんだな、と思わせてくれる方です。
私にとっては、素直な気持ちで働くことができる存在でした。
仕事面で具体的に助けていただいたことも数知れずですが、
その雰囲気のおかげで私は働きやすさを感じていました。
お互い愛してやまないディズニーの話や、ライティングにおける“日本語”の話…。
業務後にそんな雑談をしては、会話の最後にはいつも「長くなっちゃってすみません」。
ご迷惑をかけてはいけないと思いつつも、長く話したくなってしまう、そんな時間でした。
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「1on1」を実施すると、何が実現できるんでしょうか?
大きく分けて2つあります。一つは人材育成、もう一つは、社員の自律的なキャリア形成です。社員のキャリア自律は、すぐ明日の仕事に生きるわけではありません。けれど、社員が会社で働いてくれているかぎり、彼らのキャリアに責任を持つことも、企業の責務ですから。
※本文抜粋
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そして、今思えばあれは「1on1」として機能していたのですね。
上司ご本人がどう思っていたのかはわかりませんが…
私に気付かれないようにしながら、実は1on1を開催していたのかもしれない。
ご本人も気づかないうちに、天然で1on1を行ない私を導いていたのかもしれない。
どちらにしてもすごいことだと思いませんか?
明日の仕事のためを超えた、もっと大切なものを私に残してくれたのですから。
間違いなく誇れる上司。
この方の下で働くことができて良かったと心から思う。
残り少ないご一緒できる時間を、大切に過ごしたいです。
※最後に宣伝
Yahoo!ジャパンさんの1on1は、弊社の記事でも取り上げさせていただきました。
https://freeconsultant.jp/column/c336
注目のコメント
1on1は大事ですよね。ただ、なかなか「上司と部下」という関係だと、どうしても業務報告や、上司のための時間になってしまいがち。最近は「ななメンター」による1on1を積極的に導入するところや、部門の中で中立的な人事っぽい役割を担う「HRBP」の役割をためすところが増えているように思います。
1on1の目的が人材育成とその人の自律的なキャリア形成なのだとすると、自分の直接の評価者にすべてをさらけ出すのは少しハードルが高い。でも、自分と「ななめ」の関係にいる人に間接的にメンタリングをしてもらうことは、想像以上に効果があります(自分自信も、経営コーチングをしてもらっているときにそれを実感しましたね)新卒で入った米系コンサルでも、前職の中国系メーカーでも、定期的な1on1を設定するのは当たり前だったし効果的だったので、大事だと思う。4月に社長として入った会社でも、まず役員全員と1on1やった。記事にある毎週1回は正直やり過ぎだと思うが。
日本人は1on1になっても余り自分語りをしない印象だけど、香港やシンガポールの部下は「実は…」みたいな話が出てくる気がする。普段と違う話をするには環境を変えるのが大事だと思っていて、移動中の空港ラウンジで「ちょっと話そうか」と言ってみたり、「コーヒー飲み行こうか」と誘ってみたり、業務報告にならない工夫が必要かと。
香港の時の上司はオフィスの入っているビル1階のワインバーテラス席に3~4時頃から陣取って、1時間ずつワイン飲みながら1on1をやっていく人もいた。早めの時間と夜の時間で、話す内容が全然変わるという。『ヤフーの1on1』(https://amzn.to/3djoUaF)、『1on1ミーティング』(https://amzn.to/32jhUnO)どちらも読みました。
部下は話を聞いてほしい。でも忙しそうな上司に話しかけられない…一方の上司は、自分の忙しさにかまけて、部下をケアしている時間なんて取れない…
そう言っていては何も始まらないんですよね。まずは、上司が部下に関心を持つところから始めないと…