【厳選リスト】シリコンバレーが誇る「トップ投資家」11人
コメント
注目のコメント
ここに挙げたベンチャーキャピタリストは個人としてはピカイチの結果を出している人たちで、恐らくこの人がなぜ、という異論はあまりない素晴らしい実績の方々だと思います。
記事にもあるように最近の傾向では、リターン実績でみるとどうしても、IT分野、ソフトウェア分野の人たちが際立ちます。また、特定分野のスペシャリストが圧倒的に有利な傾向が強いです。そういう点から見るとヘルスケア分野のブラアンロバーツのすごさと、分野を横断して成果を上げているピーターティールのすごさが一段と際立ちます。
あとは、ある程度景気がフラットから下降気味に入っているところからは新興系のどちらかというとマーケティングに力を入れているアンドリアーセンやコスラ、インデックスというところは直近苦戦気味でやはり、ベンチマーク、アクセル、セコイア、グレイロック、エマージェンスのような不況機の乗り切り方を知っているファンドのマネージャーが良い成績を上げて傾向が強くなってきています。たとえ著名なVCや投資家であっても、その実績をちゃんと追っている人は少ないんです。そして実際に入念に調べ上げていくと、世間の評価とは全く違う景色が見えてくるーー。
SOZOの中村さん、松田さんのそんな一言から、どうしても具体的なトップベンチャーキャピタリストたちの個人名をもっともっと詳しく知りたくなり、わがままを言って何度もレクチャーの時間をいただきました。
そんな「本当のトップ投資家」の貴重なリストになっているはずです。記事にもあるようにますますVCファーム単位ではなく個人単位での成績の差が大きくなっています。フィンテック領域で取り上げられているフランク・ロットマンは領域別のエキスパートの典型例で、業界知見に加え、実に幅広い業界ネットワークを持っています。「詳しく言えないけど、このフィンテックスタートアップは経営陣に問題があるよ」と教えてもらった次の週に経営者の不祥事が発覚したりとエピソードに事欠きません。
「Done Deals」(邦題:アメリカを創ったベンチャー・キャピタリスト)という本をご存知でしょうか? 20世紀を代表するベンチャーキャピタリストを紹介する本です。ぜひいつの日か今回の記事で取り上げられた21世紀のベンチャーキャピタリストのエピソードを紹介する本を書いてみたいと思っています。