米リフト、IPOを正式申請 楽天が筆頭株主
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とうとうS1、目論見書が公表されました。
ライドシェアというイノベーションが出てこれで始めてその詳細の経営データが世間に知られる。これが上場の、社会にとって良い点だろうと思います。
顧客が支払うグロスベースで8ビリオン、1兆円近いがそれでもまだ年率で2倍の伸び。これがライドシェア市場の巨大さ。
市場シェアは39%、つまりUberは約6割。米国ではほぼ互角。
ネット売上、lyftのテイクが26%も取れているのはやや意外。但しドライバーインセンティブをコスト算入しており、その金額が明示されていないのでわからない。
ボトムラインは約1ビリオン、1千億円強の赤字。
Uberとの最大かつほぼ唯一の違いは、北米のみのオペレーション。ゆえにエコノミクスはこちらのほうがヘルシー。
楽天は、久々の海外投資ヒット。2015年取得時のバリューは2.5ビリオン、今回上場時バリュー目標レンジが20-25ビリオンとの事。10xは下らない、ヒットというよりホームラン。今まで散々だった海外投資でようやく一矢報いた格好。
そのファンダメンタルズ、国内の圧倒ポジショニングにもかかわらず投資のまずさでBSを疑われPER10倍前後で低迷を続ける同社株価は月曜高騰するでしょう。リフトの乗り合い機能は安いし、結構一緒に乗る人とのコミュニケーションもあって面白い。最近は空港着いてリフトに乗って与太話すると、アメリカ来たな〜って感じるくらい。
あと楽天13%も持ってるのか。当時圧倒的にウーバーが伸びてて、Winner Takes AllのIT業界においてリフトにここまでかけれた逆張りの投資戦略はやはりすごいな。楽天はこの手の業界二番手に手を出して逆張りする事例、痛い目にあってるものも結構あるような気がするけど、投資方針にブレがない。投資される側からすると、結局困ったら最後は楽天経済圏とドッキングしましょ、って言うグロースサポートを含めて提案されるのは魅力的だよね。数年まえCES ラスベガス。
Uberがつながりにくかったことがありました。
ちょうどLyftの広告があがり、
空港をおりて荷物をPickするまでの間にあるきながら自撮り登録
みるとずいぶん安いメニューLyft Line(相乗り)があり
選んでみると、これが、面白かった
CESで同じような目的の多様な国(ハンガリー、フィンランド、日本)
からの客が相乗りで、かなり盛り上がって到着。実際の支払いも安かった
ネットだけではスイッチングの閾値が低いということを実感しました。
その後も、大幅にLyft 利用が多いです。
Uber同様 自動運転までいくことを目指すビジネスモデルでしょうか
これからの競争が楽しみです。