【SPEEDA総研】深化するユーザーコミュニティ、趣味とビジネスの両立を探る
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すでによく知られた話かと思いますが、趣味、娯楽が多様化していくなかで、コミュニティの作り方にはどのような変化があったかを整理してみました。
近年は様々な文脈でコミュニティの価値が見直されつつありますが、その価値が何なのかを言い表すことは非常に難しいと常々思います。好きなものをなぜ好きなのか説明することは、誰にとってもなかなか簡単なことではないでしょう。一見して市場価値がなかったり、投資効果が見通せなかったりといった事情もあり、明確な正解がないなかでそこを掘り下げることには躊躇する局面も多いはずです。
個人的には、このような流れにおいて「人」の価値が見直されてきていることは嬉しく思います。アラサーの私が学生の時分はmixiアカウントを持っていない学生を探すほどが難しいほどでした。SNSの走りの時期。(私はgree派だった)
当時はこういうメジャーSNSがメールとかメッセージが送り放題だったので、出会い系サイトとしても機能していた。ここが規制されていなかったら、有料の出会い系サイトは発生しなかったでしょう。
それがだんだんオワコン化していった顛末も見てきましたが、よもや、モンストで捲土重来を期すとは予想だにしていませんでしたね。
mixiがSNSとして廃れていったのは何故なんでしょうね。Facebookにユーザーを食われたのが原因だったのでしょうか。
FBもmixiも機能的にはそう大して変わらない、というか、FBは動き重いし、Enterキー押すといきなり投稿しちゃったりで、結構使い勝手悪いような気もしますが。(あしあと機能のあるなしは評価が分かれる)
しかし、なんとなく、「今時mixiとかgreeとかやってんの?」みたいな空気感になっていった記憶はありますな。
それとpixivって4,000万人も利用しているというのは驚き。
それだけ、クリエイターになって、あわよくば、クリエイターで食っていきたいって人が多いんでしょう。これまでは市場が拡大期で、ただユーザーが多ければ、PVが多ければお金がつきましたが、これからはある程度集約されていくことになるのでしょう。
運営者側からすると、ユーザーのコミット(運営へのボランティア参加、直接的・間接的購買行動、他ユーザーの勧誘)の高さがビジネス上のメリットを生むポイントになると思います。ユーザーの心理的依存度、指標で言えばDAUになるのかもしれません。
以前の無印良品のコミュニティ運営の記事では、他のユーザーに回答するコアユーザーが出現していました。
https://newspicks.com/news/2564145