住友ゴム、天然ゴムの試験管内での生成に成功。詳細構造も明らかに
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ゴムは天然ゴムと合成ゴムに分けられる。タイヤは両方を使うが、それはそれぞれの特性が違い、両方混ぜたほうがタイヤとしての特性が良くなるから。ちなみにタイヤの乗り味や燃費への影響は大きく、乗り味に関しては①のContinentalとホンダの新NSXの取り組み、②についてはプリウスの燃費への影響が例えばある。
天然ゴムの生成プロセスが分かるということは、記事にあるように一層の性能改善や生産性改善につながる可能性。
なお、合成ゴムに関しても、原材料はブタジエンというもの。石油化学工業は原油→ナフサ→各主成分というプロセスで、一番多く使われるエチレンなどと合わせてブタジエンなどの分量が少ないものも取れており、それも活用している。しかしエチレンに関しては中東のエタンベースのもの、またシェール系はナフサ分留とは異なるプロセス。石油産業全体の中でガソリンやエチレンが占める比率が大きいため、全体最適ではエタンベースやシェールの比率が大きくなると、副成分のブタジエンは需給がタイトとなる。そこのナフサ由来ではない製造方法も長くにわたって研究されている(③、④など)。
①https://newspicks.com/news/1924830
②https://newspicks.com/news/1917473?ref=user_100438
③https://newspicks.com/news/746263?ref=user_100438
④https://newspicks.com/news/480036?ref=user_100438