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【3分解説】イラン大統領死亡で、次に起きること

NewsPicks編集部
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    国際政治アナリスト 危機管理コンサルタント

    イランの現指導部は、もはやかつてのように西側の技術や投資を受け入れて国を発展させていくことを目指していません。
     米国の主導する秩序に反発し、それに対抗する姿勢を鮮明にしている中露と組んでいく方向性は、イランの次の大統領が誰になろうと変わらないでしょう。
     当面イランは国内問題に忙殺されることになりますが、もし国内が「動揺している」このタイミングでまたイスラエルがイランを挑発してきた場合、イランが前回のように冷静に、エスカレーションをさせないように緻密に計算した対応は出来ない可能性がありますので、注意が必要だと思います。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    20年前ならともかく、現在のイランでは、大統領は軍事、経済、外交にはほとんど関与できないので、誰が大統領になっても、外交への影響はないです。
     とりわけ、パレスティナとか、レバノン、シリア、イエメン、イラク等については、完全に革命防衛隊が決定しているので、大統領選挙がそのあたりについての政策を何か変化させることはありません。

    そもそも、大統領選挙に立候補できるかどうかの資格審査は、イスラーム法学者たちで構成される「監督者評議会」で決定されます。
     現在では、革命防衛隊の意に沿わない候補者が立候補を許可されることはありません。
     このあたりのイランの権力争いは、15年前には革命防衛隊による権力独占で決着がついています。建設業とかの公共事業も革命防衛隊傘下の企業が独占しています。
     「ハマースへの支援をやめよう」とか公言する人物が立候補を許可されることはありえません。
     故ライーシー前大統領も独自の政治的意思などありませんでしたが、今後も現在の路線を粛々と継続する人物が大統領に据えられます。

    イラン国民もそういうことはよくわかっているので、シラケたものです。
     選挙で何か変わるとは全く期待していません。

    ただ、現在の最高指導者のハメネイは、前職が大統領だったので、政治的キャリアのステップとして、大統領を務めることには意味があります。
     その大統領職を誰がやるのか決めるのは、実質的には、最高指導者と監督者評議会、革命防衛隊最高幹部といった、ごく少数の内輪の協議です。

    次の最高指導者に誰がなるか、にしても、革命防衛隊の頭を押さえつけられるほどの人物はいません。
     最高指導者というポストは、ホメイニーでこそ権能を発揮できたものであり、今のイランはヒトラー死後のナチスのようなものです。ゲーリングとかゲッベルスとかではヒトラーの代わりにはならないように、ハメネイにしても肩書は最高指導者でもずいぶん小粒です。
     結局、軍事と経済を握る革命防衛隊が権力を取りました。今のイランは、ヒトラーの死後に親衛隊が国家機構を統括するようになったナチスのようなものです。


  • NewsPicks 記者

    2024年は本当にこれでもかというほど、世界が衝撃を受けるようなニュースが相次いぎますね。中東のイランで、大統領と外務大臣を乗せたヘリが墜落し、乗っていた人全員が死亡するというニュースがありました。

    イランは最高指導者のハメネイ師が国のほとんど全権を手中に収めているという、日本などからすると特異な体制の国です。そんなイランにあって、ライシは「ただの」大統領ではなかったという側面があります。
    彼の死は今後のイラン、そして世界にどんな影響をもたらすのか。コンパクトにまとめましたのでご高覧頂けたら幸いです。


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