佐治 公敏

この「子育てしにくい」という印象は特に意味をなしえないのかなと。 日本人の就業観として、子育てと両立しにくい社会、というのはそうかなと思うけど。

キャリア形成を考える上で言えるのは、「正解を求めることと成功することは一致しません」ということ。特に現在30代以下の方々の育ってきた環境では、親が目の前にレールを敷いて、その上をひたすら走ることをやってきた方々の割合が高いかなと（これはあまり世代は関係ないかも知れませんが） 知識やノウハウに極端に固執する傾向も強いです。特にVUCA時代というのであれば知識やノウハウの量よりも、実行する力や実行するマインドセットの柔らかさのほうが遥かに価値が高い。

しかし、選挙違反ってもっと深刻に受け止めないといけないと思うんですよね。軽く考えているから出処進退を迷う。この議員たちの考え方が透けて見える気がします。

うーん、コンテンツ提供で止まっていては意味が無いと思うんですよね。 いつもこの手の話だと、これこれこういうコンテンツありますよ！という話ばっかりなのですが、そのコンテンツがどういう意味を持っていて、それで利用者はどうキャリア形成に活かせて、またどれくらいキャリア形成に有効なのか、という部分が大きく欠落していると思います。事業者は利用者が勝手に考えろ、だから。 しかし結局、コンテンツ学びたい人がこれだけ多いってことは学校までの教科を学ぶことから抜け出せてないってことの証左だし、でもそれではこの流動的な社会では生き残っていけません。 教育って人を育てることが目的であって、コンテンツはその手段の一部に過ぎません。特にビジネス知識は。 ビジネス知識があるから市場価値が高まるなんて幻想に過ぎなくて、あくまで仕事が完遂できる力が価値です。 そのためには特に若い方は、仕事上の失敗経験を積むことと、難しい（やったことがない）仕事に積極的にトライする姿勢が無いと、筋力がつかないのではないかと思います。

メールに関しては同意だが、KPIに関してはそもそもタイトルも論理のすり替え。 「熱量の高いチームを作ること」と「KPI」の因果関係は仕事内容によって異なります。筆者のようにメディア創出を考える方であれば、記事にある通りそもそもどのKPIを選択するかは時々刻々と変化するので運用が困難だと思いますが、普通のビジネスではどのキードライバを動かすかが分からないとチームが同じ方向に向いて仕事することが出来なくなる可能性が高いと思います。

(1)終身雇用の会社に居たことがない人は終身雇用制についてとやかく言わない方がいいと思います。理解出来ないでしょうから。 (2)ただ、終身雇用（の賃金モデル）が機能するかというと、そこは難しくなってきていることは事実。何故ならば10年超に亘って予定調和でいけるビジネスは皆無に近くなってきているので。 (3)人を企業のビジネスモデルに合うように教育していくことが終身雇用モデルなので、中にいる人にとっては「転職」は解雇に近いです。ビジネスモデルが換わる可能性があるならば、会社／自前に関わらずリカレント教育は必須でしょう。

ベースを知識詰め込みにしている限り天才の生まれる確率は下がる。

うわ、特に待機児童の多い首都圏ではこういうことがあり得るな。

最近、失われない職業って何だろうと相談を受けることが多いですが、スキルだとか職業選択、大学の専攻などに執着するとマズイことになると思います。 どんな時代が来ても、色々なことに興味関心を持つこと、その時に必要となることを自分で考え選択し行動して習得できるようにしておくこと、が出来れば食いはぐれることはないと思います。

ISAKは軽井沢だけじゃなくて日本全国に出来てほしい。地域を飛び越えることが出来ると日本の教育も変わってくるはず。

私たち大人はモチベーションを下げ続ける教育を延々と受けさせてこられただけだと思います。（それでもモチベーションを維持出来た人は、それをさせてくれた親がいてくれてラッキーだっただけです） 私たちも「まちの保育園・こども園」を立ち上げた松本理寿輝氏と同じような考えで教室を運営していますが、どこまで切り込んでお話しいただけるのか興味があります。

お、宮田さんだ