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ネスレはどのようにして低所得国の子どもたちを砂糖漬けにするのか
GIGAZINE
安田 隆之【おっちゃん♡】 自社オーナー社長兼PEファンド雇われ社長兼ŌGIRI☆倶楽部主筆
皮肉をいうつもりはないが記事の批判する「砂糖漬け」ならばまだ良心的であるように思うのだが?ふつうはコーンシロップ由来の「果糖」を使うからだ。 理由はふたつある。まず記事の批判する「砂糖」は天然由来である。したがってコーンシロップを発酵加工して大量生産される「ぶどう糖果糖液糖」や「果糖ぶどう糖液糖」(名前は似ているが成分が異なる)よりも値段がうんと高いということ。そしてもうひとつは「果糖」の持つ人体の代謝を利用した商品開発の闇があるということ。ネスレが良心的だというのはこのふたつの理由による。 小難しい話になって恐縮だが「果糖」はフルクトースを主成分とする。「砂糖」の主成分のひとつであるグルコースとは体内代謝の機序が異なる。 「砂糖」に含まれるグルコースは血糖値を直ちに上昇させインスリンの分泌を促してその結果、食欲増進ホルモンのグレリンの分泌を抑制する。ところが「果糖」のフルクトースはインスリン分泌刺激が弱く血糖値も直接的には上げない。グレリンの産生が抑制できない。 つまり「果糖」をいくら摂っても満腹感が得られず空腹感が減らずさらに欲したり食べ過ぎたりする可能性があると考えられるのだ。これはもちろん企業にとってはすごい朗報である。なぜ大手食品企業に生化学部門があるのかよくわかる。 だから企業の多くは「砂糖」よりも値段も安く人体にとって習慣性のある「果糖」を消費者がもっとも好む甘味濃度に調整して販売する。これが戦略なのである。 食品業界や飲食業界の方ならよくご存知のはずだが記事が批判するネスレの商品戦略はふつうにどこの企業でも日本の企業でもやっていることである。そう考えるとちゃんと自然甘味料である「砂糖」を使うネスレはわりと良心的じゃないのかとわたしは思うのだが?
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楽天市場「お買物マラソン」の買いまわりでほぼ「タダポチ」 165万ポイントゲッターがコツと秘密、5つのルールを伝授
マネーの達人
安田 隆之【おっちゃん♡】 自社オーナー社長兼PEファンド雇われ社長兼ŌGIRI☆倶楽部主筆
・・1,000円のうどんを買い12.8倍の942ポイントが還元される予定です。筆者はこのように、「お買物マラソン」で「1,000円ポッキリ」商品を買うことで「ほぼタダポチ(ほぼ無料でお買物をすること)」ができています・・ ポイント還元の闇ですね。算数リテラシーがないと平気でこういう罠に引っかかったような記事をさも自慢げに書いてしまう。計算してみましょう。 筆者は1,000円のうどんを買いました。そして942円分のポイントを還元してもらいました。しかし還元された942円ぶんのポイントは代金の1,000円からその場でまるっと値引きされたものではありません。筆者のお財布からはまず1,000円が出ていく。その後にそのポイントを使ってさらに942円分の買い物をすることをコミットさせられたってこと。ポイント還元は値引きじゃないんですよ。 もうおわかりですよね? 筆者は1,000円の買い物をした上でさらに942円のポイントぶんの買い物をすることになります。つまり1,000円+942円=1.942円分の買い物に対して942円の値引きをされたに過ぎないわけです。値引率はおよそ48パーセント。確かに値引率は高いですが残念ながら筆者が嬉々として自慢する「ほぼタダポチ(ほぼ無料で買い物をすること)」にはぜんぜんなってないんですよ。 これがいわゆる楽天沼ってやつの本質です。「アタシって買い物上手の賢い主婦(*´ ˘ `*)ウフフ♡」と思わせてポイントを与えて囲いこんでお金を使わせる。わたしはこういう頭の緩い消費者を取り込む楽天の仕組みが素直にすごいと思います。
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円安、景気への影響は「ほぼナシ」!? 輸出企業の儲けは株主へ、輸入物価の上昇は消費者にツケ回し…庶民が置かれた厳しい状況【経済評論家が解説】
ゴールドオンライン
安田 隆之【おっちゃん♡】 自社オーナー社長兼PEファンド雇われ社長兼ŌGIRI☆倶楽部主筆
・・「輸出企業が儲かった分は株主への配当や銀行への借金返済に使われますから景気へのプラスの影響は小さいでしょう」・・ ・・「一方で、輸入企業がドルを高く買わされた分は、消費者に転嫁されます」・・ ・・「そこで円安の景気への影響は数量面でのプラスが小さく価格面でのマイナスと差し引きゼロといったところだと筆者は考えています」・・ いやいや。いやいやいやいや。筆者の塚崎さんの真骨頂は難しいことを噛み砕いて平易な言葉でわかりやすく説明するところにあると思っている。しかしこの説明はいただけない。 つまり筆者の塚崎さんは円安のプラスマイナスとは「結局は往って来いで帳尻は合っているんだからそれでいいんじゃね?」という。しかしこれで読者が納得するとは思えない。 なぜかというとこの説明では「円安による企業の儲けは消費者が物価高を甘受することでバランスしている」といっているのと同じ。それで消費者が「なるほどはいそうですか」と納得できるはずがない。円安はマクロで見れば企業の利益を消費者の負担に付け替えているだけだという説明なのだから。 なるほど塚崎さんらしくすごくわかりやすい。しかし筆者の意図は円安の擁護にあるのだが?これではむしろ円安のいびつさのほうを強調することになっていやしまいか。そうわたしは思うのだが?
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NORMAL