八十 利恵

「グループディスカッションは模擬会議」揉まれた学生に恥じない会議を 評価を担当するときは、メンバーのひとりとしてどう場に貢献するかを最も重視してみています。新人時代に先輩から言われた一言「すごいアイデアや新しい視点を提供できなくてもいい。自分がどう考えているかを言え。発言しないのはいないのと一緒」の影響です。 一方で、会社の会議はどうあるか。就活でファシリテーション力を磨いた新入社員が「予定調和で人任せの会議」に触れて幻滅する…なんてことにならないようにしたいものです（自戒をこめて）。

自分のキャリア・人生に期待しているからこそ「自分で選びたい」つまり自分の責任のもとキャリアを進めたい、と考えられるのでしょう。 ジョブ型であれメンバーシップ型であれ、なんらかのギャップはあるものでしょうが、自分で選んだ＝自分の責任と考えれば踏ん張ることもできる。 会社任せでないＺ世代の可能性を、潰さず引き出していく仕組み・取り組みが必要ですね。