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風車が根元から… 台風で倒壊か 兵庫 淡路
Tomita Yukiyoshi株式会社レノバ 財務・経営企画本部 副本部長 兼 経営企画室長
人的被害がなかったようで、まずは何よりでした。
災害がおこったときに構築物が破損するリスクは、どんな構築物においても同様です。
そのリスクを十分に評価して、適切に設置することが何より重要です。
(当たり前すぎですが・・・)
日本に風車は2,000本ほど立っており、これまでにも台風の直撃は毎年受けています。
今回の台風以上に強い台風も、過去に何度も直撃しています。
風車も当然に、台風を考慮した設計がされています。
本件、暴風域にあったとはいえ、根本から折れているというのは、「想定外」という範囲のものではないように思います。
十分に調査され、なぜこのようなことが起こったか、冷静に分析されることを願います。
この衝撃的な写真の絵ヅラは恐怖を禁じえませんが、だからといって再生可能エネルギーの普及の是非とは一緒くたにされるべきものではありません。
他の発電手法/構築物においても、事故は必ず起こりえます(リスクゼロ、はありません)。
とはいえ、一度こういう事故がおこると、業界の「信頼性」は下がります。
事業主体はもちろんのこと、設計者、EPC、それからメンテナンス事業者もふくめ、緊張感をもって取り組んでいきたいところですね。
追記
マグナス式が台風に強いという話を巷でききますが、プロペラ/ブレード型に比しての、エネルギーを動力に変換する部分に特化した話かと。
マグナス式は規模化は相当に難しいと思いますし、発電単価という部分では再エネの主役たり得ないというのが個人的見解です。
また、今回のような基礎から崩れるケースは、動力部云々以前の議論であると思われます。
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