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【圧巻】誰も「日本のトイレ」の破壊力に気づいていない
Iwahara MariSibling 異文化コンサルタント・Brand Designer・Strategist
海外目線だとウォッシュレットは正に「日本らしさ」を表す商品だと思います。日本人は入浴や掃除など「清潔さ」を非常に重視し、清潔さに細く敏感な習慣や感性が文化的に多く見られます。そこへハイテクと便利さを足せば世界一清潔で気持ちいいトイレが誕生するのは納得します。
それに比べトイレ技術が遅れている米国や欧米ではビデの習慣や知識がほとんど無く(アメリカ人でビデを知っているのはわずか12%らしい)、そこまで清潔さに敏感ではない文化にとって日本のトイレは単にノベルティーのもので終わってしまう気がします。それも現在は「清潔さ」より「面白さ」や「高級感」で話題になっているので、必要性や実用性があまり感じられていません。
もし海外で流行らすなら機能や技術そのままでは足りなく、現地の人のニーズや習慣を考えた上でのストーリーやマーケティング、もしくは教育が必須だと思います。ウォッシュレットで日常の些細な間も気持ちよく過ごせるのはとても平和なことだと感じており、いつかはアメリカや海外でも普及してほしいです…
【意外】後払い決済「クラーナ」が米国で好調のワケ
Iwahara MariSibling 異文化コンサルタント・Brand Designer・Strategist
マーケ視点では Klarna はGenZやミレニアル世代に人気なブランド(70%ものユーザーが当てはまる年齢層)という意味でアメリカでは話題になっています。
若い世代はデジタルネイティブであり消費的な影響力があるため、今ぞと多くのブランドから注目されています。特にGenZはコミュニティーの構築や価値観の一致などを重視する世代で、購入のきっかけもオンラインから始まることが多いため、SNS上のブランド・ストーリーテリングは不可欠です。
そこへ上手く取り組んでいるのがKlarna。SNS上(特にインスタ)で社会的な話や大義に参加したり、経済的ウェルビーイングを推進するコンテンツを提供したり、バリューや価値観の合うブランドとコラボをするなどで多くの若手ユーザーを引き寄せています。またインスタでは国別のプロフィールをもち各国の若者に合わせたコンテンツ戦略を立てているらしく、ターゲットユーザーを追う対策としては大した成果だと思います。
【若手必読】マネックス新トップが語る、明日から使える仕事術
Iwahara MariSibling 異文化コンサルタント・Brand Designer・Strategist
確かにアメリカでは若い女性社長も流行りつつ増えていますが、多くは「女性ファウンダー/CEOになりたい」「男性の同僚に負けず昇進したい」という思いから始まるストーリーをよく耳にします。なので清明さんのように謙虚で自然体なアプローチはとても新鮮で格好いいと思いました。
また、社長が会社の看板である企業にとってトップが変わることは非常に大きな一歩で、その変化を伝えるのにマネックスのブランディング戦略を考え・活かす良い機会だとも思います。
清明さんの活動の展開が楽しみで6月以降のお話も是非またお聞きしたいです。
キラキラ女子にさようなら、トレンドは「だらしない女子」へシフト
Iwahara MariSibling 異文化コンサルタント・Brand Designer・Strategist
年末になるとオックスフォード大学出版局がその年の流行語大賞 ”Word of the Year” を発表するのですが、2022年はなんと ”Goblin mode” 「ゴブリン・モード」でした。ゴブリン(小鬼)とは醜悪で洞穴などに住む、気難しい性格の妖怪のことを言います。それを現代語に訳すと正に「だらしない人」のトレンドと同じで、ゴブリン・モードに陥るとは散らかった家に閉じこもったり、身だしなみも適当だったり、誰の目も気にせず怠けてしまう状況のことを言います。オックスフォード曰くコロナが続いたここ数年の疲労と燃え尽き症候群を表しているとのこと。
2022年の代表的な言葉としては残念でしたが、ゴブリン・モードに救われた・解放されたと言う声も多くありました。社会の期待に応えるプレッシャーやSNS上に映る完璧なライフスタイルから逃れ、自分自身をありのまま受け入れることこそ自己愛、という考えが広まりました。
加減にもよりますが、自分に優しく、たまには全てを解放し自身の心地よさを重視してあげるのは良いことかもしれません。
地方転職のリアル。あなたのスキルが今、求められている
Iwahara MariSibling 異文化コンサルタント・Brand Designer・Strategist
アメリカでも都会から地方への移住がここ数年、圧倒的に増えました。そのおかげで人材や知見も広がり、自由で家族ファーストのライフスタイルを暮らせたり、今まで注目を浴びていなかった州にもビジネス拠点が誕生しています。
その一方で話題になっているのが土地や近所の高級化(ジェントリフィケーション)でもあります。最近話題になっているのが、安さと近さに惹かれてメキシコシティーへ移住するアメリカ人の増加です。その結果、家賃や物価が今までにもなくほど上昇し、地元住民のメキシコ人が負担を背負っているという問題をよく耳にします。
地方や新しい地域に移り住む人は知見やスキルを自分のキャリアに活かしつつ、地元への貢献だったり尊重したつながりをもつには何ができるのかなどを意識するのも大事かもしれませんね。
日本、7年連続ワースト2 女性働きやすさ、29カ国中
Iwahara MariSibling 異文化コンサルタント・Brand Designer・Strategist
職場における女性の代表性を向上させるためには、教育、雇用制度、メンタリングなど、取り組まなければならない要因がたくさんあります。それはもちろん、このようなランキングの数値化のためもありますが、それ以上に社会における若者たち(特に若い女性や少女)に希望を与えるためだということも重視したいです。
自分の人生の中には常に女性リーダーが身近にいたことを今になってありがたく思っています。アメリカの中でもプログレッシブなニューヨーク州だからというのもありますが、幼稚園から大学まで女性校長の方々に見守られてきました。社会人になってからも就職した大手企業の全3社どれもが女性CEOを就任していました。また、女性ファウンダーや起業家、女性のエンパワーメントの取り組みも流行りつつメディアで取り上げられるようになってきました。
もちろん女性直面するハードルはまだまだあるし、今だに男性優位社会のままです(2年前アメリカで初めての女性副大統領が選出された時など、女性の「初」はまだまだ多くあります)。しかし「働きにくい・自分の場が無い・昇進の余地がない」など、「女性だから」自分のポテンシャルに疑問を抱くことはあまりありませんでした。それは素晴らしい女性方々の姿や在り方を見てきたから思えることで、違和感を感じなくなったのだと思います。
日本とはまた文化の違いもあり比べる状況が違うと認識していますが、職場で成功する女性の姿を見るということは将来の女性採用への波及効果を生むために不可欠だと思います。
Google社員など1300人が登録「社会人向け匿名SNS」が本格始動──レイオフや働き方など“本音”で議論
Iwahara MariSibling 異文化コンサルタント・Brand Designer・Strategist
数年前アメリカでは Fishbowl という似たようなSNSアプリが周りでは人気でした。その更に前は Glassdoor という企業レビューサイトが大手で、応募先の会社を就活時に「確認」のためチェックするのが一般的でした。
レイオフなどで企業に対しての信頼性やモラルが極端に低下している中、社員が悩みを打ち明けられる「安全な空間」は一層求められています。これを機に企業は社員の声に耳を傾け、自社の改善すべき点を認識し,より良い職場環境と人間関係を作れる元になってほしいと思います。
また現状はネガティブな気持ちや不安が多いと思いますが、いずれはポジティブな情報も発信できるようなフィーチャー(企業のバリューが自分に合っているか、仕事上のメリットは何か、など)が取り組まれていると良いなと思いました。
NORMAL
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