Yamada Satoshi

やむを得ない流れ。。スーパーマーケットなども食料品中心も小売業もここ2年はコロナで業績好調でしたが、今年度はコスト増が仕入れ原価及び原油高によるOPEXとダブルパンチで効いて難しい局面に入りそうです。 業界再編やデジタル投資による効率化など含めて、色々と変革の動きが出てきそうな地合いになってきました。

海外クロスオーバー投資家への株主構成の入れ替え。おもしろいですね。プライシングなどどう交渉してどう決めたのか気になります。 ちなみに細かいですが、セカンダリー = 発行済み株式の第3者間売買、なので資金調達ではないですね。new moneyは会社には入らないので。

同僚(10X)であり元同僚(三菱商事)のBizDev赤木さんの記事。 「リスクの捉え方」や「事業成長の可能性を信じられるか」の2点が強く刺さりました。 80歳の自分が後悔しない選択は何か、常に気持ちよくフルスイングできる仕事の環境はどこか、そんな視点を常に持ち続けられればと思います。 今度イベントで、商社出身経営者の先駆者であるラクスル執行役員前田さん&ラクスル/10Xで活躍するex商社の皆さんと話します。 正直、商社orスタートアップ、という垣根自体意味あるものではないですが、長期目線のキャリアの選択肢の幅を考える機会として少しでも気になった方はぜひご応募ください！ https://10x.connpass.com/event/242772/

ここまで網羅的にスタートアップのSOについてまとめられていると最早バイブルですね。改めてこれを読んでいると日米の解雇規制や雇用環境の違いが信託SOのような制度の勃興にも繋がってるのだと再認識させられました。

賞味期限のない製品はECシフトが進んでおり、リアルの店舗や売り場の使い道はより鮮度を求められる食品のシフトしてきています。食品回帰の流れの中で、今後の日本のチェーン小売も向かう姿を考えさせられる良記事。弊社10Xがネットスーパーにベットしているのもこういうマクロトレンドとリンクしています。より店舗のDXを進め日々の食卓のための買い物体験の利便性を向上することは、リアルの店舗を持っている小売にアドバンテージがあります。

スピード重視の非計画勾配とコスパ重視の計画購買は二分していく市場。そもそも事業者側に求められるcapabilityも違うので両方が盛り上がっていくと良い。

ホームセンターはもともと商品を探す大変さ、接客コスト、商品を店から運ぶ手間など様々店頭での買い物のペインも大きいので在庫と商品データのリアルタイム連携が作れれば一気にECが伸びそうな領域。

ジョブ型雇用は、逆にいうと自由な配置転換が難しいことの裏返しでもあります。なので環境変化による人的リソースの社内シフトの難易度を上げます。ゆえに本来は終身雇用を前提としない流動性の高い雇用市場、労働法が背景にないとはまらない制度なので、そのあたりジョブ型だけを語るのはかなり片手落ちな印象。

巨額の調達素晴らしいですね！エクイティはなにより借り入れで10億円をこのステージで引っ張って来たのは素晴らしい。銀行は基本資産や運転資金に対する貸付がメインのはずなので、おそらく在庫か製造設備などの固定資産見合いの融資と推察します。

SaaSは一つのビジネスモデルや課金形態なのである種手段とも言えます。共通のプロダクトをマルチクライアントに提供することでスケーラビリティによるコスト競争力(個別顧客相手に開発しないので1社あたりのサービス提供コストが下がる)や更新性が強みですが、結局は顧客企業やその先にいる顧客の顧客にとって常に価値を創造し続けなければ廃れてしまう、ということを強く再認識させられました。 常に顧客提供価値を拡大し続けているという意味でやはりNRRが重視されているUSのSaaS市場はかなり本質を行っている印象。

少し弊社10Xのこうした意思決定の背景にるフィナンシャルな側面も補足します。 事業やプロダクトのゼロイチをゴリゴリ作れる人材は、いま引き手数多で、メガベンチャーも未上場スタートアップもどちらも資金が潤沢なこともあり人材獲得の競争は激化しています。 そうした意味でも会社に貢献して頂ける人材には長く安定して活躍頂ける環境を突き詰めて提供するというには組織への中長期の投資として十分合理性があると思っています。

過去財務実績ベースがないと動きづらい銀行融資ですが、将来業績を予想して貸し出すという日本でなかなかないスタイルに変革する大きな動きに見えます。是非日本への逆輸入も期待大です。