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英ダイソン、電気自動車発売へ 20年までに、3千億円投資
加藤エルテス 聡志日本データサイエンス研究所 CEO
ダイソンが電気自動車への参入を昨日表明しました。内燃機関が電池に変わるだけで、家電メーカーさえ参入できるようになる自動車産業のダイナミクスは面白いですね。既存の自動車メーカーだけでなくトラックメーカーも当然狙っているのがこの領域。
気になるのは、ダイソンには電気自動車の競争力のキモになる電池の技術がない点です。厳しい戦いになりそう。
勿論それはジェームス・ダイソン氏も認識しているでしょう。実際、プロジェクトに投資する20億ポンドの内、10億ポンドは電池開発に投下する計画を表明しています。10億ポンド=約1500億円。
テスラの年間R&Dが8億ドル - 900億円ですから、ダイソンの予算はこれに比肩する規模です。欲を言えば、後発なのでもう少しアクセルを踏んで欲しい。
自動車だけに、楽しいレースに期待しています。
Dyson plans to launch electric car in 2020
加藤エルテス 聡志日本データサイエンス研究所 CEO
ダイソンが電気自動車への参入を昨日表明しました。内燃機関が電池に変わるだけで、家電メーカーさえ参入できるようになる自動車産業のダイナミクスは面白いですね。既存の自動車メーカーだけでなくトラックメーカーも当然狙っているのがこの領域。
気になるのは、ダイソンには電気自動車の競争力のキモになる電池の技術がない点です。厳しい戦いになりそう。
勿論それはジェームス・ダイソン氏も認識しているでしょう。実際、プロジェクトに投資する20億ポンドの内、10億ポンドは電池開発に投下する計画を表明しています。10億ポンド=約1500億円。
テスラの年間R&Dが8億ドル - 900億円ですから、ダイソンの予算はこれに比肩する規模です。欲を言えば、後発なのでもう少しアクセルを踏んで欲しい。
自動車だけに、楽しいレースに期待しています。
第2回NDBオープンデータ
加藤エルテス 聡志日本データサイエンス研究所 CEO
ひっそりと公開。NDB は national data baseです。
厚労省がオープンにしています。
あまり一般的な注目はされていませんが、DPC Diagnosis Procedure Combination
のデータとともに最重要パブリックデータの一つ。
基本診療科(初診やら最新の回数とか)、医学管理、在宅医療、検査、画像診断、投薬、注射、リハビリ、精神科専門療法、処置、手術、麻酔、放射線治療、病理診断、処方薬(内服・外用・注射)、特定健診まですべて含まれるモンスター級のデータです。
専門ではありませんが歯科データもあり。
これらを紐解くとBMIが都道府県別で、性年齢階級別でどういった分布をしているのかまで分かります。
勿論経時変化もとれます。
データベースではなくて、単にクロス集計なのが残念でなりませんが、それでもデータが公開されていることは大事なことです。
データというものは、公開には手間がかかりますが、その価値を知るのは分析ができる人だけです。指標をせっかく公開しても、その価値が認められなければ、公開が止まることも多々あります。例えば「豊かさ指標(新国民生活指標)」は、1992年から住む・働く・癒やす・遊ぶ・費やす・育てる・学ぶ・交わるの観点で都道府県の幸福度を毎年ランキングで発表するというものでした。
残念ながら、6年連続で最下位だった埼玉県の都知事が講義したことにより、99年に公開も調査も廃止。
可視化は全ての分析の第一歩ですから、公開が続けられるように国民が見守っていかなければなりません。
「不登校は問題行動ではない」全学校へ向けて通知、知られずに1年~国と現場がかみ合わないカラクリ~(石井志昂)
加藤エルテス 聡志日本データサイエンス研究所 CEO
私の知り合いにも学校に行っていないお子さんが多くいます。不安を抱える保護者の方も多いでしょう。
一方で、「自分が今子どもに戻ったら、今の学校に毎日通いたいと思うか?」という質問にご自分であればどう答えるでしょうか。
全ての選択肢を効果・費用・利用の容易さで評価すれば、学校はどういう特徴があるでしょう?
学び方や、社会接点の選択肢がネットの登場によって豊富になった現在、「学校は唯一の最適解ではない」と思う大人も多いのでは?
どんな製品・サービスでも、選択肢の多様性が増えれば、従来メジャーだったものが当たり前でなくなります。
食料も、インフラも、娯楽も、仕事も、生活スタイルも、多様な選択肢から好き好きに選べない社会は貧しいのです。
教育サービスだけが特殊である訳ではなく、様々な選択肢から選べる状態こそが、目指すべき社会の姿です。
この文科省通知(2016年9月14日 不登校児童生徒への支援の在り方について ) には、「不登校とは,多様な要因・背景により,結果として不登校状態になっているということであり,その行為を「問題行動」と判断してはならない。不登校児童生徒が悪いという根強い偏見を払拭し・・・」とあります。
不登校状態を問題だ、不登校児童が悪い、と偏見を持つことは改めなければなりませんし、教員にも増して、保護者にもそうした考え方が普及してほしいと願っています。
完全不登校か登校かという極端な話ではなく、せめて内容に応じて判断しましょうよ、と。
ちなみに、消費者調査のため、公立小の6年生のお子さんをもつママ 6人に年末にインタビューしたことがあります @文京区。
すると、全員が、今の時期はもう学校には行かせていないとのこと。
「学校よりも受験のほうが大事なので」
「塾の自習室か、家で塾の宿題」
「こんな時期に学校でインフルエンザでもうつされたら受験の合否に関わる」
「受験しない子が登校しているので、目線を下げさせたくない」というコメントまであり、これはこれで発見でした。
不登校児童生徒への支援の在り方について(通知):文部科学省
加藤エルテス 聡志日本データサイエンス研究所 CEO
私の知り合いにも学校に行っていないお子さんが多くいます。不安を抱える保護者の方も多いでしょう。
一方で、「自分が今子どもに戻ったら、今の学校に毎日通いたいと思うか?」という質問にご自分であればどう答えるでしょうか。
全ての選択肢を効果・費用・利用の容易さで評価すれば、学校はどういう特徴があるでしょう?
学び方や、社会接点の選択肢がネットの登場によって豊富になった現在、「学校は唯一の最適解ではない」と思う大人も多いのでは?
どんな製品・サービスでも、選択肢の多様性が増えれば、従来メジャーだったものが当たり前でなくなります。
食料も、インフラも、娯楽も、仕事も、生活スタイルも、多様な選択肢から好き好きに選べない社会は貧しいのです。
教育サービスだけが特殊である訳ではなく、様々な選択肢から選べる状態こそが、目指すべき社会の姿です。
この文科省通知(2016年9月14日 不登校児童生徒への支援の在り方について ) には、「不登校とは,多様な要因・背景により,結果として不登校状態になっているということであり,その行為を「問題行動」と判断してはならない。不登校児童生徒が悪いという根強い偏見を払拭し・・・」とあります。
不登校状態を問題だ、不登校児童が悪い、と偏見を持つことは改めなければなりませんし、教員にも増して、保護者にもそうした考え方が普及してほしいと願っています。
完全不登校か登校かという極端な話ではなく、せめて内容に応じて判断しましょうよ、と。
ちなみに、消費者調査のため、公立小の6年生のお子さんをもつママ 6人に年末にインタビューしたことがあります @文京区。
すると、全員が、今の時期はもう学校には行かせていないとのこと。
「学校よりも受験のほうが大事なので」
「塾の自習室か、家で塾の宿題」
「こんな時期に学校でインフルエンザでもうつされたら受験の合否に関わる」
「受験しない子が登校しているので、目線を下げさせたくない」というコメントまであり、これはこれで発見でした。
TeslaがEV用バッテリーの移動式交換装置で特許を出願、当面Model S, X用
加藤エルテス 聡志日本データサイエンス研究所 CEO
テスラによる、電気自動車のバッテリー交換の特許。
電気自動車時代になれば、ガソリンスタンドは高速充電器を入れるか、設備型の交換方法を入れるかの2択。
高速充電ですが、今の電気自動車の充電時間はながく、所要時間は30分程度。ガソリンスタンドで30分はさすがに厳しい。
CHAdeMO(チャデモ)などが急速充電の実験をしていますがまだまだ遅い。
http://monoist.atmarkit.co.jp/…/articl…/1704/04/news034.html
充電バッテリーは各社の競争優位性の源泉であり、技術革新もずっと起こるだろうし、規格統一はかなり難航。
じゃあ、充電するのではなくて、バッテリーごと交換しては?となるわけです。
では交換作業は、人の手で「ガチャン」とバッテリーを外して入れ替えればいいのか?
厳しいです。電気自動車のバッテリーは数百kgあるためです。
これを小型化すると、短距離しか走れなくなってしまい、それもダメ。
どうしても、重いバッテリーを、素早く交換する必要があります。
今回の特許は、今あるガソリンスタンドにそのまま置ける発明でよいなと思います。車が入ってきたらリフトアップして、下からバッテリーを交換できますよ、というもの。
全自動にするとテスラ以外対応できなくなるので、当初は人手がかかる形で運用することになりそう。
Tesla files patent for mobile battery swapping rig
加藤エルテス 聡志日本データサイエンス研究所 CEO
テスラによる、電気自動車のバッテリー交換の特許。
電気自動車時代になれば、ガソリンスタンドは高速充電器を入れるか、設備型の交換方法を入れるかの2択。
高速充電ですが、今の電気自動車の充電時間はながく、所要時間は30分程度。ガソリンスタンドで30分はさすがに厳しい。
CHAdeMO(チャデモ)などが急速充電の実験をしていますがまだまだ遅い。
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1704/04/news034.html
充電バッテリーは各社の競争優位性の源泉であり、技術革新もずっと起こるだろうし、規格統一はかなり難航。
じゃあ、充電するのではなくて、バッテリーごと交換しては?となるわけです。
では交換作業は、人の手で「ガチャン」とバッテリーを外して入れ替えればいいのか?
厳しいです。電気自動車のバッテリーは数百kgあるためです。
これを小型化すると、短距離しか走れなくなってしまい、それもダメ。
どうしても、重いバッテリーを、素早く交換する必要があります。
今回の特許は、今あるガソリンスタンドにそのまま置ける発明でよいなと思います。車が入ってきたらリフトアップして、下からバッテリーを交換できますよ、というもの。
全自動にするとテスラ以外対応できなくなるので、当初は人手がかかる形で運用することになりそう。
NORMAL
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