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“ウェルビーイング”で地域経済は活性するのか?
POTLUCK YAESU
石井 恵里信州大学
地域経済活性化の”活性化”をどのように定義するのかについて、従来の財産的な指標では、現実の感覚と乖離してしまっていることが問題になっていたんですね。そして、主観的な指標として”ウェルビーング”な状態かという主観的な要素を取り入れるのは面白いと思いました。さらに、ウェルビーングになるためのキーワードは人間関係であり、都市では疎遠に、地方では近すぎるのが現状となっています。ですが、ワーケーションや二拠点生活など、緩やかな関係性で地域と関われるようになると、会社や学校、家族との人間関係の他に、新たな地域という軸が加わります。それによって、人間関係の点で豊かになったり、世代間のギャップがあるからこそ多様な考え方を知ることができたりとウェルビーングな状態になれる要素がたくさんあると思います。さらに、地方では自然環境も資源もその土地の独自性がより残っているので「あれ楽しかったな」「うれしかったな」「おいしかったな」となるきっかけになります。地方、都市と分けてしまうのではなく、緩やかな繋がりで色んな人が地域と関わることがみんなが”ウェルビーング”になり活性化に繋がる要素になるのかなと感じました。
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