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Googleが半導体チップの設計に必要な「PDK」をオープンソース化するプロジェクトを支援
mishiro eijiDOC株式会社 取締役CTO
通常チップの設計は製造元が提供しているデザインキットのライセンスを購入しないと利用できないが、googleがオープンなpdkを提供することで誰でも設計できるようになるのは凄い。
ソフトウェアがオープンソースとしてエコシステムを形成してきたが、それと同様にチップの設計の部分も公開する事で色々なチップが生まれると思う。 実際にディープラーニングやエッジコンピューティング、量子コンピューティングと多様で最適なチップが求められる世界が次には見えている事を考えるとgoogleはチップ設計という部分を抑え次来る未来に対してポジションを取ろうとしているのではないかと思う。
チップ周りのエコシステムが形成されれば、業界構造がかわり社会に対して価値を提供するプレイヤーが次にどこに出てくるのか?どのプレイヤーが挽回を求められるのか?という見通しがつくだろう。 今後もこの手のニュースには着目していきたい。
デンソーがKubernetesを自動車に載せる「Misaki」発表、OSSで公開予定
mishiro eijiDOC株式会社 取締役CTO
テスラもソフトウェアをコアにハードウェアを実装している時代になりモビリティ業界が、その優位性に気づいている証拠だと考えられる。 Kubernetes(船長)が停泊するMisakiという命名は個人的に良いと思う。
見たところクラウドとの通信はvpnで行われているがゼロトラストネットワークの観点からはセキュリティ安全とは判断できない。
Misakiがオープンソースとして展開されるのであれば皆の目でシステムを監視できるようエコシステムを作っていく必要があると考えると。
自動車上で動くアプリケーション自体は車全体から取れるハードウェアの情報や位置情報のようなものになるのか、それともエンターテイメントレベルでのアプリケーションを動かすことができるか?具体的に関心がある。
もし自動車の中でコンテナが動かせる且つサンドボックスになっており全体のセキュリティに影響を与えない環境が用意できるのであれば自動車がアンドロイドやアップルストアみたいな位置づけになりユーザー獲得のチャネルにもなり得ると思う。
最近タクシー広告などもあるが、自動車レベルで位置情報を提供し広告の提供ができるのではないか?
このMisakiがうまく行けば自動車に関わらずその他モビリティ業界での使いみちが見えてくると思うので、プラットフォーマーとして頑張っていただきたいです。
合わせてセキュリティの部分で大きな問題があるとアニメや映画で描かれるような自動車の遠隔操作みたいな事が起きることは容易に想像できる。 現在の電子制御プロトコルCANですらそういう可能性をひめているのでネットワークとの繋がりが増えるほど攻撃者からは魅力的にうつるので、より一層力を割いていかないといけない。
バイトダンス、インドの中国製アプリ禁止令で損失約6400億円以上の可能性
mishiro eijiDOC株式会社 取締役CTO
インド政府か中国製のアプリを禁止した背景には国境問題に絡んだ報復やサイバーセキュリティの観点であると言及されている。 そのシナリオは筋が通っているようには見えるが、インド政府としては中国によって築かれた経済圏を自国のアプリでリプレイスして経済成長のドライバーとして中国アプリを排斥したいのではないかとも考えられる。 インドは中国に次ぐ人口大きさをもち、国内マーケットは十分に魅力的である。 先に上げた問題いがいにもコロナに対する国民の怒りの矛先を中国に向けるだけで速やかに排斥できる環境とも考えられるのでインド政府自体が今後外交のカードとして切っていくのか含めてどう動いて行くか関心がわく。
米中スパコン戦争が過熱する中、「富岳」の世界一が示した日英技術協力の可能性
mishiro eijiDOC株式会社 取締役CTO
日本がExascale computingの分野において成果を出したことは喜ばしいことだと思う。その反面、今後1位になる計算機はしばらく米中が占めることは予想ができることを考えると、日本はexa級の計算量を扱えるという重要性に対してバラツキがあるのではないか?もしくはいくら計算できても足りないという必要性が見えていないのではないか?という事が考えられる。
加えて、世の中を変えるほどの計算量という意味で量子コンピュータといった投資も各国とくらべ、どのぐらいの差があるのか...
ARM(富嶽に利用されているチップ)の買収をsoftbankによって行われ、こうして成果が出たことを考えると、むしろ今まで何故1位になれなかったのか? Computingが持つ可能性と未来とのギャップに気づいている人だけが意味のある投資をできないのかもしれないと感じた。
Want to share your passion with the world? Get Keen
mishiro eijiDOC株式会社 取締役CTO
googleのArea 120から出た個人の嗜好からMLを利用して情報をキュレーションするサービス。
近年のrecommendationのシステムは便利だが非連続な知識の獲得には向いていないと考えておりKeenは非連続な知識の獲得という側面にアプローチするサービスではないかとか感じた。
google discoverやamazonのおすすめ商品しかり、今の自分に興味関心がある情報を提示してくれるが自分の関心を広げる余地をなくしてしまっている。それに対してKeenは人のネットワークを介して新たな興味を広げる余地を残し、新たに広げた興味をKeenのML キュレーションによって育てるという狙いを持ったサービスではないかと捉えてみると興味深い。
Keenの根底にあるPeople + AI Researchが何を目指しているのか理解できたらこの取り組みが何を意味するのか、もっと見えてくるような気がしている。
NORMAL
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