前川 クリストファー海

コンサルタントはプロダクトが無いし、やってるいることを説明しない、秘密の上にしか成り立たないビジネスモデル。 業界人はなぜ必要か説明したがるけど、本当はいらない。なぜなら彼らはdoerではないからだ。 もし経営陣が経営状況のデータと、現在考えている決断のオプションをAIに投げて、AIがそれなりのメリット・デメリット、過去の似た例、それぞれの決断から発生する義務や業務などを出してくれれば、ほとんどのコンサルタントより仕事をしていることになる。 この領域の既得権益はAIによってどんどん崩れていくと思われる。

イーロンにはこれからも活躍していってほしいです。

「自然を面倒なしに体験する」この根底が間違っている可能性はありますよね。自然は支配できない力であるからこそ魅力があるのであって、自然を多くの人が消化できる形で人為的に差し出すのは、正直間違っていると思います。 それを「本物」体験だと思う思慮の浅い人たちはそれでもたくさんいると、きっと数字でもだしているのでしょうけど。。。そこを事業的にビジネスとしてターゲットにしているのは分かりますけどね、本当にするべきなのは手付かずの自然を初めて来た人もワクワクするようにガイドしてあげる人を多く産み出して、保全を観光そのもののブランドにつなげていくことだと思います。また、それを高付加価値として売っている国は山ほどあります(ニュージーランド・カナダ・オーストラリア等)。 本当の冒険は未知があるところにしかありえない。それは一度でも大きな自然と身一つで向かい合ったことのある人にしかわからない神秘であり、ロマンです。 きっとターゲットにしてるのは、こんなコアな層じゃなくて、キャピキャピした都会の人たちなのでしょうけど、そういった方達は地元やそこにある自然にきちんと敬意を払える人なのかは疑問です。そういった人たちが山ほどこれから来るっていうのは、地元からしたら好ましくはないですよね。上手いこと金儲けだけじゃなくて地域を持続可能に発展させていく「意義のある」事業にして欲しいですね。 私はシューマッハの提唱するsmall is beautifulという考え方に同意しており、デカい開発のもとにスケールで勝負するのではなくて、小さくてもクオリティの高いサービスを提供するのが島のためになると信じています。沖縄には世界有数のサンゴ礁・多様性のある森林・戦争の歴史と平和教育・ブルーゾーンに数えられる長寿ライフスタイル・独特な音楽・東アジアの中心に位置しているために生まれた「チャンプルー文化」など、観光資源は既に多く存在します。 数年で作りあげるテーマパークもいいかもしれませんが、これらが本当のアセットだと私は思います。ただこれを高付加価値体験として届ける事業者があまりにも少ない。そこら辺のcapacity buildingから始めるのが、本当に沖縄のためになるビジョンだと思っています。