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香港で抗議デモ、警察の監視下で2年ぶり 参加者に番号札の着用義務付け
小勝 周第3期 News Picks Student Picker /立教大学4年/ さいたまユースサポートネット(学習支援ボランティア)
香港での2年ぶりの抗議デモです。主催者側の発表によると、300人で申請していたにもかかわらず、警察側から100人に抑えること、さらに、一人一人に番号が書かれたカードをかけるようにと命令を行いました。そのような過度に厳戒な態勢の中、デモは行われました。
日本ではあまり報じられませんでしたが、3/5、香港の女性労働団体がデモを行い予定でしたが、直前となって中止へと追い込まれたという出来事がありました。
香港はかねてより「民主はないが自由はある」と謳われてきたように、民主的制度がないため、市民らはデモを通して自分たちの意見を伝えてきました。しかし、2020年の国安法施行以降、市民らの声は押さえつけられています。
「プーさん」ホラー映画、香港公開直前に上映中止 中国が検閲か
小勝 周第3期 News Picks Student Picker /立教大学4年/ さいたまユースサポートネット(学習支援ボランティア)
2022年10月、香港で上映予定であった映画「バッドマン」が「映画検閲条例」に基づき、中止されたという出来事がありました。同条例は、香港政府が「国家の安全に不利となる」と判断した映画を取り締まることを可能としたものです。
今回はプーさんのホラー映画が同条例の対象になった可能性があるとのことですが、2019年の香港デモの際、中国政府および習近平首席を批判するため、デモ隊側はプーさんのイラストやぬいぐるみを使用して抗議を行っていました。
現在、香港で香港政府および中国政府を大っぴらに批判する映画を作成することは難しいとされています。例えば、香港デモを題材とした映画「時代革命」は香港域内では上映できずにいます。まさに、表現の自由が萎縮せざるを得ない状況が続いています。
東日本大震災発生から12年 鎮魂の祈り 今も約3万1000人が避難生活
小勝 周第3期 News Picks Student Picker /立教大学4年/ さいたまユースサポートネット(学習支援ボランティア)
震災から12年が経ちました。あの日のことは今も昨日のように思い出すことができます。
震災の影響を受けた地域は建物が建ち、道路が整備されるなど、一見すると復興したかのように見えます。しかし、表面的な光景では認識することができない、人のつながり(共同性)などには依然として深刻な影響を与え続けていると指摘されています。
3.11の今日だからこそ、紹介させていただきたい本があります。2021年、日本の災害研究者の方々がErickson. Kの著書『Everything in its Path』を邦語翻訳した『そこにすべてがあった バッファロー・クリーク洪水と集合的トラウマの社会学』というタイトルの本です。災害や人災が私たちのコミュニティ、とりわけコミュニティ内の人のつながり(共同性)にどのような影響を与えるかに関して、Eriksonのバッファロー・クリークでの調査をもとに緻密に描かれています。
また、論文としては中京大学教授の成先生の「トラウマを抱えたコミュニティ ―集合的トラウマの社会学―」が挙げられます。
どちらも、12年が経った3.11を今一度考えるうえで、非常に貴重な内容になるのかなーと思います。
Erikson Theodor Kai (1978) Everything in its Path : Destruction of Community in the Buffalo Creek Flood,Simon&Schuster(=宮前良平・大門大朗・高原耕平訳 『そこにすべてがあった バッファロー・クリーク洪水と集合的トラウマの社会学』、夕書房。).
https://yukatakamatsu001.stores.jp/items/60daa86a0850a06435fb89a1
成元哲・牛島佳代 (2022) 「トラウマを抱えたコミュニティ ―集合的トラウマの社会学―」中京大学現代社会学部紀要編集委員会編 『中京大学現代社会学部紀要』中京大学現代社会学部、97-145 頁。
https://cir.nii.ac.jp/crid/1050011461882973312
加害が明るみに……それでも崇拝され 日本ポップス界の「捕食者」
ジョージアで大規模デモ続く、新法で言論統制か EU幹部も懸念
小勝 周第3期 News Picks Student Picker /立教大学4年/ さいたまユースサポートネット(学習支援ボランティア)
警察からの催涙弾(tear gas)が飛び交い、放水車で吹き飛ばされる、ジョージアの市民らの動画を見ていると、どうしても2019年の香港と重ねてしまう自分がいます。
そして、この先、同抗議運動における『暴力』がどのように語られて行くのかなーと考えてしまいます。ある研究者は2019年の香港での抗議運動における、いわゆる武闘派(勇武派)の暴力に対し「暴力そのものよりも暴力の裏にあるコンテクストが何よりも重要。その暴力が市民社会からどのように評価されたのか」と指摘していました。
私たち日本人(もちろん私も含めて)はデモや抗議運動に一種アレルギーのようなものを持っているかと思いますが、市民の表面的な「暴力」だけを捉えて全体を評価するのではなく、その暴力のコンテクストを理解しようとする姿勢が重要だよなーとジョージアのデモの動画を見て、改めて思いました。
ジョージアにおける大規模な抗議運動の様子
https://youtu.be/5wL4ZK7FuAA
香港における大規模な抗議運動の様子
https://youtu.be/kzai_J3cNhs
2月後半に「学生が注目した記事」TOP10
放送法の解釈文書は「行政文書」 高市氏「内容不正確」
小勝 周第3期 News Picks Student Picker /立教大学4年/ さいたまユースサポートネット(学習支援ボランティア)
SNS上では、高市早苗議員の進退をめぐる議論が活発化しています。
そこでキーワードとなっているのが「高市潰し」という単語です。
「高市潰し」とは、いわゆる保守派の議員であり、安全保障等でかなり踏み込んだ発言を行なってきた高市議員が今回の文書の問題で辞任へと発展しそうな状況に対し、高市議員を支持する保守寄りの支持者らがSNS上で「〇〇省の・〇〇派の・中国の・韓国の・左翼の謀略だ!高市早苗議員を消そうとしている!」との内容の投稿をしており、その投稿の際に頻繁に使われる単語が「高市潰し」です。
高市議員の進退は気になるところですが、今回の問題が高市議員の進退の議論で終わってしまわず、そもそも2016年の放送法第4条-2に対する実質的な解釈変更をもう一度、しっかりと考え直すべきなんじゃないかなーと思います。
数学2科目を必須にした東京外国語大、志願者が74%に急減し1・1倍の専攻も
小勝 周第3期 News Picks Student Picker /立教大学4年/ さいたまユースサポートネット(学習支援ボランティア)
来年度から外語大(東京外国語大学)の修士課程に進学する学生です。
文系は入試に数学なくていいよなー!という恨み節(?)をよく聞きますが、大きく変わってきているようですね。
少し話は変わりますが、外語大と聞くとどんなイメージなのでしょうか?(まだ、入学すらしていない私が聞くのもおかしな話ですが) 多分、「外国語を学ぶ場所!」というイメージなのかなと思います。だったら、数学なんていらないじゃん!という結論になるかと思います。
しかし、このイメージはかなり間違っています。外語大は「地域研究(Area Studies)」の研究機関であり、外国語を学ぶ「語学学校」ではありません。言い換えますと、アフリカやアジアといった地域の事象・現象を現地の言葉を駆使しながら、社会学や経済学、政治学、統計学などといった学問で明らかにします(実際、外語大の英語表記はTokyo University of Foreign Studies になります)。ですので、「東京外国語大学」でも統計学といった「数学」の教養が必要になります。
外語大の林学長「TUFS紹介動画:東京外国語大学は外国語を学ぶための大学?」 ↓のURLより
https://youtu.be/sgs3V17B-00
ジブチで陸自幹部2人異例の拘束 中国側を撮影、大使が抗議し釈放
小勝 周第3期 News Picks Student Picker /立教大学4年/ さいたまユースサポートネット(学習支援ボランティア)
ジブチの自衛隊”海外拠点”の幹部2人が拘束されたのこと。
ジブチに自衛隊の”海外拠点”があるということを知らなかった方も多いのではないでしょうか?
“海外拠点”という単語からはイメージできない、さまざまな議論が存在します。
自衛隊がジブチに海外拠点を置くことに批判的であった意見としては、アフリカ研究者の高林敏之先生が参議院外交防衛委員会にて陳述した内容が挙げられます。陳述の内容は下記のURLにある、海賊対処法制定前の参議院外交防衛委員会の議事録からお読みいただけます。
https://kokkai.ndl.go.jp/simple/detail?minId=117113950X01920090616

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