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「私は女であることで損をしたことはない」と思っている女性たちへ
白河 桃子相模女子大学特任教授 新刊「働かないおじさんが御社をダメにする」
今女性に言って欲しくないこと。1)「女性であることで不利になったことはない」2)「実力があれば男性とか女性は関係ない」
1)については、書かれている通り、それは自分のことであって、他の人はそうではないかもしれないという想像力の問題です。「女性であることでむしろ得をしてきた」も同じです。
2)については、エビデンスを見ればわかるように、意思決定層や正社員という仕事ですら、女性の比率が低すぎる。逆に非正規や労働集約的な仕事には女性が多い。本来なら男女半々はいるはずなのに、なぜいないのか? そこからしかスタートできません。

【魚谷雅彦】女性幹部は30%ではない。半分を目指すべきだ
白河 桃子相模女子大学特任教授 新刊「働かないおじさんが御社をダメにする」
女性を上に上げるときに必ず言われる「相応の実力がある人なら」という言説。「数より質」という言説。これに対して経営層からしっかり「目標数値が必要」と言ってくれることが大事です。なぜなら、これは女性のためではなく組織全体の活性化のためだからです。
女性にとっては「子供を寝かしつけてからパソコンを叩く過酷な状況」の中では迷惑な話かもしれない。しかし上に上がってもらいたいという意思をトップが明言して、また上げるだけでなくしっかりとフォロー、サポートしていくことが大事です。
男女関係なく実力のある人という言い方をすると、当の女性も頷いてしまうのですが、やはり2割しか女性の正社員がいない状況というのは、何らかの意図があるとしか思えない。
実力のない女性が女性というだけで登用されるのが心配だという方は、今まで自分がみてきた管理職、役職者の男性を思い出してください。全員が納得のいく人でしたか?
経団連、初の女性副会長 IT大手DeNAの南場氏
白河 桃子相模女子大学特任教授 新刊「働かないおじさんが御社をダメにする」
ようやく大きな山が動きました。日本のジェンダー平等は「before森」「after森」に分けられるのではと思っています。変えるべきは人ではなく構造で、まずは建前の部分です。「とにかく女性を入れておけ」でもこの建前すら日本はなかったわけですから、大変大きな一歩ではないでしょうか? また人選も申し分ないですね。どんどん「わきまえない発言」をしていただきたい。
こうして男性の席を女性が奪っていくことの弊害も、今後はたくさん出てくるでしょう。本当の脅威になるからです。
例えばこの副会長という席に座れない男性が出てくる。男性にはどんな脅威になるのか?
男性が経済でもスポーツでも、業界団体の役職に固執するのは「勲章をもらう」ためだそうです。その話を聞いた時、驚きました。女性で「勲章」に興味がある人がいるだろうか?勲章は欲しい人に上げて、席だけを空けてもらうわけにはいかないだろうか?

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