気賀 崇

トヨタは自動車業界の王者。足元が盤石であればあるほど、業態転換は難しいものです。 全方位戦略を立ち位置が定まらないととらえる考えもあるのでしょうが、スタンスは非常に明確。 社長自らの明快かつ独自の方向性提示、懸念に対する反論、インパクトのある目標値、実現根拠としての電池材料確保、15台並べるわかりやすさ、等、混とんとする時代の企業コミュニケーションとしても、見習うべきことが多々あると感じました。 自動車業界のカーボンニュートラルは必然ですが、王者には王者の、チャレンジャーにはチャレンジャーの取り組み方があると思います。 トヨタの意気込み、よくわかりました。

60人の会社で12職種はずいぶん多いなと、自分でも思います。 でも、しっかりしたデジタルコミュニケーションを作るには、どれも欠かせません。 衝突も多いし、融合は一筋縄ではいかないけれど、まさに雨降って地固まる。 多様な視点に、日々刺激を受けています。