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【国際比較】勝てないエリート教育
NewsPicks編集部
【提言】「工場化」された教育が、学ぶ意欲を奪っていく
NewsPicksコミュニティチーム
小林 雅幸東北大学医学部医学科 第2期 NewsPicks Student Picker
今回、Student Pickerとして松田さんにインタビューをさせて頂きました。松田さん、NewsPicksの皆様、貴重な機会をありがとうございました。 松田さんから取材中に頂いた言葉の中で、私は「ドメインを持つ」というお話が強く印象に残りました。たしかに大学で高度に専門性を獲得していく一方で、関心を持っていた様々な領域からどこか離れていくような寂しさを感じることがありました。 しかし専門を持つこととドメインとして切り捨てることは全く異なります。あらゆる領域において、自分に合ったレイヤーでアクションを起こせるはずです。私は大学入学以降も先生たちへのフィードバックを続け、あるいはコロナ禍の大学教育を学生として共創してきました。先生-生徒の間が今の私の教育におけるレイヤーです。 奇しくも私がStudent Pickerとして参加させていただいた企画2つはどちらも教育に関するものでした。(もう一つは「【学生あるある】あなたにとって最高だった授業は?」でした。https://newspicks.com/news/6819189) 私も「教育」という言葉を聞くとどこかワクワクとした気持ちにさせられる一人ですが、そんな人が少しでも増えることを願って私なりの距離感で教育にドメインを持ち続けたいと考えています。
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コロナ「インフル並み」に扱い検討へ…第7波収束後、感染者「全数把握」取りやめも
読売新聞
小林 雅幸東北大学医学部医学科 第2期 NewsPicks Student Picker
「全数把握」と比較されるべき言葉は「定点把握」です。これは診断時の医療機関から保健所への届出に関する話であって、変更されたところで医療関係者以外にはあまり大きな変化はないと思います。 厚生労働省「感染症法に基づく医師の届出のお願い」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/kekkaku-kansenshou11/01.html 感染症サーベイランスにおいては、保健所に対して『全ての医師が届出を行う感染症(全数把握)と、指定した医療機関のみが届出を行う感染症(定点把握)』とがあり、これは積極的疫学調査の有無や何類感染症であるかとはまた異なるお話です。(『』内は上記リンクから引用。) これらの届け出の考え方については、厚生労働省「感染症発生動向調査について」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000115283.html から引用するに、 ・全数把握が必要な場合は、周囲への感染拡大防止を図ることが必要な場合、及び発生数が稀少なため、定点方式での正確な傾向把握が不可能な場合です。 ・定点把握が必要な場合は、発生動向の把握が必要なもののうち、患者数が多数で、全数を把握する必要はない場合です。 となります。 *************** 以下は私の意見と感想です。 法的な扱いとはまた異なりますが、「定点把握」だけではサーベイランスとして不十分な場合が考えられます。BA.5が流行している間は重症化症例が減ってきていることもあり大丈夫かもしれませんが、次の波で感染症としての性質が変化していた場合には定点把握のみでは、医療体制の不十分な非都市部における医療支援への懸念が拭いきれないように思います。 ただ医療機関も感染者の数も多い都心部で全数把握を続けることに限界があることも事実でしょう。現実には変異株によらず『新型コロナウイルス感染症』とまとめて扱うしかないこともあり、この議論はそこまで簡単ではないと思います。
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