庵原 リサ

上位には、パン、おにぎり、ドーナツと、親しみやすく気軽に食べられる、つまり疲れない商品が並んでいます。世相を反映しているのかもしれませんね。

小売視点での冷食の魅力に関する記事は珍しいですね。もう一つ挙げるとすれば、買上点数増の寄与かと。冷凍庫のキャパはあれど、生鮮と異なるストック性は客単価アップのツールになるのでは。

強い競合に個性で勝負するには、捨てる勇気が必要。FCビジネスでそれを実現されているということは、捨てた後の採算性も緻密に試算されているのでは。

WEBサイトの中で、郷土食としての雑煮を、わかりやすく説明されています。インバウンドが復活し、海外から地方への旅行客が増えている中、ひとくくりに和食ではなく、地方の個性が伝わる郷土食を発信していきたいですね。

価格を見直す際、消費者が何と比較してコスパが良いと感じるかを正しく捉えることが大事ということですね。必ずしも競合商品とは限らない。

食品の場合、店頭での購買決定が6割程度と聞いたことがあります。デジタルとデータの活用で、店外から店頭の顧客導線をうまく繋ぐことができれば、マーケティング投資効果が高まりそうですね。

本質を見極めるための、抽象化が重要な一方で、抽象的な言い回し、所謂ビッグワードで思考を止めてしまう場合もあります。具体と抽象を行ききしながら、思考を磨いていくのが良い感じがします。

高品質な中食としてHMR（ホームミールリプレイスメント)がアメリカで注目されはじめたのが90年代後半、多くの日本企業がアメリカの中食をベンチマークしていました。今や日本の方が、品質も品揃えも進化しているのでは。

パンプームを重ねながら、個性的で美味しいパン屋さんが本当に増えましたね。例えば、記事にある高加水パンは、しっとりもちもちしていて唾液の少ない日本の嗜好にあっている反面、生地の扱いが難しく技術が必要とも言われています。パンも大事な食文化のひとつとして、日本人にあった形で発展していって欲しいです。

カプサイシンにカカオ等、心身の健康維持に寄与する食品が注目されていますね。

コロナを機に、新たな食トレンドのひとつして注目されているムードフード。日々のストレス軽減のために、うまく取り入れたいですね。

冷凍うどんは、経済性だけでなく、簡便性、アレンジしやすさ、美味しさ等なら、改めて注目されてきています。食生活のインフラのひとつとして、うまく取り入れたいですね。