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プレミアム戦略が裏目に出た…同業他社との協業が進まないスターフライヤーに残された道 - PRESIDENT Online
真鍋 進航空運送系 運航乗務員
前の社長でしたか、「うちはハイブリッドLCC」のようなことを言い出したあたりでこの会社はだめっぽいなと思っていました。
会社立ち上げ当初のコンセプトは他社にはないブランドコンセプトが際立っており、トータルのデザインもすばらしいものでした。しかしその後なにも革新をしないばかりか、そのデザインだけをずっと掲げ続けてずるずるときています。
例えば、公式webサイトは立ち上げ当初はコンセプトを反映したすばらしいデザインだったのですが、そこに様々なお知らせなどが無神経に加えられ一時期は本当にひどくなり、結局いまでは黒基調なだけのよくあるコーポレートデザインになってしまいました。
機内のサービスも、小さいコーヒーと薄いチョコ一枚で引っ張るのはもう無理があります。
ANAとLCCであるピーチの提携も行われていますし、スターフライヤーはすでにANAとの共同運航も行っていますので、協業が進まないのはプレミアム戦略が障害なのではないと思います。経営的に厳しい状況だとは思いますが、そろそろ黒以外の新しい色をつけ足してはどうでしょうか。
全日空機で客室減圧 大阪行き、けが人情報なし
真鍋 進航空運送系 運航乗務員
急減圧は、様々なトラブルの中でも特に秒単位で対応しなければならないほどの瞬間的な操作が求められるものですが、パイロットが酸素マスクを着けることさえできればあとはそれほど大変なものではありません。
今回のように2万フィートくらいの低めの高度であればそれほど緊急度合いは高くないです。エンジンなどは通常通り動いていますので、高度を下げたらあとは普通に着陸するだけです。
https://airline.skr.jp/travel/rapid_decompression/
こちらの記事が詳しいですが、搭乗客として飛行機に乗っている際に酸素マスクが天井から降りてきたら迷わずマスクを着用してください。それ以外は特に心配することはないと思います。
ジップエアが北米線開設 成田LAでLCC初
真鍋 進航空運送系 運航乗務員
LCCは扱いやすい200人クラス(A320,B737)の機材を使って、大手が飛ぶメジャー路線より少しマイナーな路線を飛ばすことで顧客を獲得してきましたが、成田ーロスはそれとは異なり完全にメジャー路線狙いで、どこまで大手と勝負できるのか見物です。B787クラスを埋めるだけのお客さんがどれだけ獲得できるかどうか。
長距離路線はある程度の快適性が求められるため、世界の他の長距離LCCはあまりうまくいっていません。LCCでは、ある程度の重さの荷物、2回の機内食、機内エンターテイメントやブランケットのサービスなどが課金制になっていることが多いですが、長距離路線ですとこれらは必須となりFSCと差別化することが難しくなります。
画像にあるように、スタンダードで27500円、フルフラットシートで88000円ということですが、LCCを使った観光目的のお客さんならおそらく多くの方がスタンダードを選ぶのではないでしょうか。フルフラットならLCCではなくFSCを選ぶような気がします。
とはいえ、コロナ後の旅行感がまだはっきりとしませんので、実際どのような結果になるか来月の運航に注目しています。
NORMAL
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