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地銀などシステム障害9行すべてでほぼ回復 ATMなど利用可能に
Eguchi Ryo金融系システムベンダー勤務
非常用の電源装置が働かなかった原因を確認したいところです。
なぜATMばかりでこのようなシステム障害が起こるのか疑問に思われている方がいるようですが、理由は最近報道されている銀行のシステム障害は休日に起きており、休日に稼働しているシステムで顧客に影響が及ぶのがATMとインターネットバンキングだからというだけです。(銀行員の方が利用する情報系システムもおそらく一部土曜日も稼働させてるところもあるかと思いますが、顧客には影響がないから報道されていないだけ。)これが仮に平日に起きてしまうとさらに影響が大きくなり、振込ができないとか、融資の返済等もシステムで扱えないので事務でカバーする事になり、業務がままならなくなるかと思われます。その場合は顧客にも影響が及ぶでしょうね。
地銀でシステム障害、ATMやネットバンキング利用不可に
Eguchi Ryo金融系システムベンダー勤務
Chance地銀共同化システムの障害のようです。加盟行の勘定系システムは全て影響を受けると思われます。全面的な障害のようなので個別のアプリケーションの問題では無さそうです。加盟行の口座はどこのATMであっても入出金や残高照会出来ないと思います。先日のみずほ銀行でのシステム障害ではみずほ銀行の一部のATMでキャッシュカードが吸い込まれたそうですが、その時は他行のATMでは問題なく利用できたと思いますが、今回の件はそれとは違います。
Chanceは三菱UFJ銀行で安定稼働の実績があるシステムをベースにして加盟行の個別の機能カスタマイズを行う事が出来、コストを抑えつつも各加盟行の要望も実現出来るのが特徴。特に旧いシステムとかそういう単純なものではないです。
原因の特定が出来たら周知をして欲しい。
みずほATM、また障害 保守点検で一時90カ所を休止
みずほ、障害発生時の現場の権限拡大 業務改善計画で再発防止策
Eguchi Ryo金融系システムベンダー勤務
エンジニアの立場からコメント。障害発生時、対応方針について経営の判断を仰ぐ場面は実際の現場においては、技術的な対応や暫定的な事務対応を行った後、最後に顧客向けのホームページでの案内の方針や報道機関への対応をどのようにするか、ぐらいだと思う。みずほ銀行では、技術的な対応や暫定的な事務対応についても経営の判断が必要だったのだろうか?詳細が分からない為、断定的な事は言えないが、もしそれが原因で迅速な対応が出来ていなかったのであれば今回の再発防止策の実行による改善の余地はある。但し、技術的な対応や暫定的な事務対応の段階においても経営が口を出してはいけないという事ではなく経営陣も状況を把握しておく必要があるだろう。
「障害発生などの情報を社内で幅広く共有する仕組み」についてはまずは障害発生が判明した時点で、一斉に関係者にメール送信する仕組みを構築し、その運用方針を確立すればよいと思う。これはそれ程難しい事ではないので早期に対応すべきだ。
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