広沢 義宗

札幌在住ですが、正直肌感覚では誰もやりたい人いないな。というのが手応えです。国内の人は、大きなところで言うと、例の汚職事件とオリンピックの感動を天秤に掛けて賛成反対の意思決定がなされますが 札幌市民は、冬の雪による交通インフラの悪さという強烈なバイアスが掛かります。市民生活もキツいのにそれどころではない、もっと他に税金使って欲しいというのが切実な願いなんだと思います。 2030は確かSDGSのなんらかの伏し目で、札幌は世界唯一の人口雪を使わずしてオリンピックが出来る都市だとか…。こりゃ条件揃い過ぎてて逃げられない、民意なんかじゃどうにもならない力が働いてるんだろうな、と思ってたところに新たな候補！これはこのまま勢いでいくかもしれませんね。

この回を見て思い出すのが、何かミスがあった時に「上の者が現れて頭下げる」っていうアレです。上の者が来てどうにかなるって、めっちゃ思い込みじゃないですか⁈私の経験上、大体上の者が出てくる時って、出てきてもどうしようない時か、来なくても現場で解決出来る時しかなくて、上の者が頭下げたことで特別な効果をもたらしたことがほとんどありません。よくレストランとかで「上の者呼んでこい！」って怒ったりする人、ほぼ呼んでも意味ないことわかってるけど、出来るだけえらい人に頭下げてもらって優越感に浸りたいってふうにしか見えないんですよね、それって上の者のコスパめちゃ悪くないですか⁈うちはお寺なので特に業者さんとかの上の者が後から菓子折り持って謝りに来られても、お菓子はいっぱいあるし、逆に時間を搾取しないで欲しいって感じです。あの上の者が頭下げるやつ、アンコンシャスバイアスですよね、全国的にあのカルチャーなくして欲しいです。

なるほど、システム的にはよく出来ています。それなりの需要も見込めるのでしょう。私達お寺も柔軟にニーズに合った提案を沢山できるようにならないといけませんね。元々はこういう供養にまつわるものは、あえて市場価値を作らないことで維持継承してきました。市場経済を度外視して、しきたりや慣例の名のもとに成り立ってきました。改めて今は供養・納骨は一つのマーケットと化してしまい、「こういうものは市場価値で決めるものじゃありませんよ！」と言っても、誰も耳を貸しません。なので一度私達お寺も、市場経済の土俵に下りてきて、その価値をちゃんと伝えられるところから始めないといけないな、と危機感を意識しました。

メタは技術力よりも企業買収などのネゴシエーションで大きくなったところがあり、そういう印象が技術者も含めなんとなく蔓延ってきてしまったかな、というのもあるかもしれません。ここに屈するのはカッコ悪いみたいな嫌いがあるという話もあるそうです。なんとなくオキュラス買収以降、流れが変わった気も致します。どんな天才でもどんなハイテク企業でもこのいわゆる世の中の流れみたいなものには逆らえないものなんでしょうかね。まさに諸行無常ですね。何かまた社名変更みたいに世の中をあっと言わせることを起こしてくれると期待します。

狭い国土、地価の高さ、先進国…。なんか似てる国、ありますよね。かつては日本がそういうイニシアチブをとっていた気がしますが、感心させられると同時にオランダに敗北感を抱いたのは私だけでしょうか。これを観て決定的に負けてるとすれば、それは、出てくるオランダ人のマインドが大分先に行ってるな、ということです。つまりマインド先進国のオランダとマインド後進国の日本の差が、このイノベーションやサステナビリティの意識の差にも思えます。マインドの先にある技術だと捉えれば、ホントに日本の状況は深刻ですね。

こういう成り上がり系のストーリー、昔より難しくなってきたと感じます。「貧しくても頑張れば道は開ける」と若者は信じられるんだろうか…。自分もいわゆる貧困な子供で、中学高校で新聞配達をしてました。当時それは貧乏であることの象徴なので、隠していましたし、パックンのフードチケットの話にあるように、貧困家庭にとって1番辛いのは、「あなた貧乏です！」と烙印を押されることだと思います。本当に貧困で苦しい人は、こども食堂には絶対に行けません。こういう話が世間に広まり、貧困な子供にもチャンスのある世の中になることを願うばかりです。

このような議論で、しばしば「自動車に変わる主要産業を！」って言うんですよね。それは勿論いいことですが、課題と対策を時間軸で見る必要があると思うんです。自動車に変わる主要産業を今から目指して、そんな簡単に成立しますかね？「日本の給与が下がり世界との格差が出る」の問題は、もっとスピード感のある対策が必要な気がします。ロジックでは正解でも人々にはマインドがありますから、「あぁ、日本て衰退してくだけなんだ…」「日本はオワコンなんだ…」というムードが世の中を覆うようになると、新たな主要産業が利材をもたらす前にマインド的に死んじゃうんじゃないかな、と懸念します。なので、この課題にしっかりとコミットした場合、中長期的な対応策でなく、みんながアッと驚くマインドが変わるくらいのドラスティックなものを用意すべきかと…。行政が身を切り、全国民が喜ぶようなドカーンってやつ、中々これが出来ないんですよね。

教団の解散命令なんかを出してしまったら、その爪痕から更なるテロを助長することになるでしょう。政党と教団が絡むことと政府と教団が絡むことは似て非なるものです。 　宗教者として物申せば、宗教と政治は歴史的にも密接に絡み合い、相互依存しているもので、何を今更っていう感じです。 　この教団も名称についてますが、平和・自由・平等というのが、宗教と政治の共通の目的です。ただアプローチの仕方が精神でいくか法律でいくかの違いです。例えるなら走り幅跳びと三段跳びくらいな感じで、どちらも遠くに飛ぶのが目的です。それくらい近いです。 　そして今後もインターディペンデンスな関係でやって行かなければなりません。なぜなら、先に挙げた三つ、平和・平等・自由がどんなに文明が進化しても未だに人類が達成出来てない目標だからです。かと言ってどうせ出来ないんだから諦めてしまえ！というスタンスになると治安も悪化し社会生活基盤も崩壊します。達成されなくても人類の誰かが声を上げなきゃならないのがこの平和・自由・平等ってやつです。 　話は逸れましたが、政治と宗教、どちらがどちらかを潰すという動きは、人類を目標から遠ざける行為です。戦争起きてる時にそんなことしてどうすんのかなっていう感じです。

道民としては、十勝のポテンシャルの高さは言わずと知れたものですが、課題はそのリソースの魅力を引き出し、いかに発信していくか…に尽きると思います。とりわけ記事のように「アウトドア×食」では、日本でもぶっちぎりのポテンシャルです。地方の魅力を掘り起こして発信…。テコ入れすれば伸び代ありみたいな地方はきっと国内にもまだまだあるんだと思いますが、やはり農村地帯に根付くカルチャーではイノベーションが起きづらくいのが共通課題ですね。

常に消費者のかゆいところに手を伸ばしてきた無印さん、記事の通り衣料品にはあまり目がいかず、私は食品のチョイスが好きです。レトルトのカレーやご飯のお供とか「よくぞ作ってくれた！」というラインナップ。日用雑貨もほんのちょっとの工夫で、これいいかも！と思わず手に取りたくなるものが多いです。そして、この無印の以外なライバルが百均のような気がします。どうあれ、今後も「よくぞ作ってくれた！」のコンセプトを崩さずにいってほしいものです。

あらゆる要因で、今後円安に進むであろうことが素人にもわかってしまう状況は問題かと思います。円高に向かう理由が一つも見つからず、カンフル剤的に為替介入があるとすれば、いわゆるマネーのプロ、専門家の人にとってはそこが絶好の狩り場、稼ぎどころになるのかと思います。かなり深刻な問題ですが、この緊急性の高い時に国会は休みというのは、民間レベルならダメな会社で潰れてしまいますね。国や社会に対して、今後どうなるんだろう…という不安が蔓延り、経済以前の「信頼」が不況化していく社会がやってくることを示唆している気がします。信頼が不況化すれば、みんなお金を使わなくなり消費行動も変わります。恐ろしくなります。

政治のことはわかりませんが、人は歳を重ね地位や名誉が高くなると頭を下げずらくなります。ロシアの当人も自分が間違いであったことは気付いていますが、頭を下げることなど到底出来ません。上げた拳を下ろせない…ただそれだけのことの代償はあまりに犠牲が大きい。もちろん頭を下げて済むことではありませんが、組織のトップは間違いを犯した時に、頭を下げる準備と選択肢を持っていて欲しいものです。全ての大人に言えることかもしれませんが…。