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日本経済、低迷の元凶は日本人の意地悪さか 大阪大学などの研究で判明
市原 多朗
この記事妙にバズってますが、内容のふわっと感しかり、引用を示す記述がないことしかり、個人的には違和感だらけです。
Twitterなどで元ネタとなった文献を特定しとうとする動きがあり、Saijo他(2007)が有力視されているようですね。
https://EconPapers.repec.org/RePEc:osp:wpaper:07e004#.YJu5MR50r2w.twitter
元ネタがこちらではない可能性あるので多くは語りませんが、(「近年の研究で…」というわりに古いということはさておき)この文献には本記事のパワーワードである「日本人の意地悪さ」や「足を引っ張る」といった表現は出てきません。(ゲーム理論において、中国人グループと異なり、日本人グループは低いインセンティブしか望めないときの均衡と同様の結果となった、つまり協力の度合いが低かったという内容。)
自分より遥かに知見の深い方々がその辺りを気にせずに乗っかっている様子を見て、柄にもなく批判的な投稿してみようと思った次第です。
テレビを“征服”したNetflixは、さらなる成功に向けて革新を続けている
市原 多朗
「チャンネルサーフィンを進化させる」
「お気に入りを見つける時間やストレスを軽減する」
さすがDX企業の代表格。
現状維持が衰退でしかない環境において、変化に対する貪欲な姿勢は当然のこととして、そのビジョンが秀逸だと感じる。
とは言っても、データドリブンな手法により変化・成長してきた彼らにとっては、それすら当たり前のプロセスから導き出されたものなのだろう。
私自身多すぎる選択肢が面倒でNetflixから離脱することはよくあるが、そのようなユーザーの行動が自社の課題になることを早い段階でデータから読み取り、データを活用して解決できるのがNetflixの強みだと言える。
競合がコンテンツ拡充によるユーザー獲得に躍起になっている間、コンテンツとユーザーを結ぶためのテクノロジーを自社の新たな軸に据えて革新を続けるNetflixの新たなステップがとても楽しみだ。
NORMAL
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