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「最低でもGMARCHには行きたい」「Fランに行く意味がわからない」…予備校講師が指摘する“大学名で人をジャッジする”人たちの“恐るべき勘違い”
植木 輝IT Sales
企業採用の観点に立つと、個人的には大学の偏差値より高校の偏差値を参考にします。社会人としてはやはり地頭を武器に、機転を効かせて、要領よく振る舞う必要があります。この地頭は、発達心理学的に3歳ー15歳(幼稚園〜中学生)あたりで形成され、それ以降の高校生活はその地頭を勉強に生かすか人間関係に生かすか、それ以外に活かすか、自由に自ら決められるキャパシティを持てるまで個人が成長するので、大学受験に個人の地頭が最大限活かせるとは考えていません。ので大学の偏差値に地頭が反映されないことが多いです。さらに大学の偏差値は学部や学科によってかなり大きい差がある(某大学の医学部と看護学部のらように)一方で、高校は大体が普通科のみで、そこまで偏差値にブレはありません。ので、偏差値30から東大みたいな人より、快晴高校行ってたけどFラン行きましたみたいな人の方が「こいつは面白いな」と思って採用したくなります。
トヨタ、クラウド環境の誤設定がまた発覚 8年以上外部アクセス可能、26万人分の顧客情報漏えいの可能性
植木 輝IT Sales
「クラウド環境の設定ミス」って、、、。あえてクラウドとかいう必要あります?こんな書き方すると、「クラウドってやっぱり情報漏洩が心配」とか「仕組みに問題ある」とか意味のない指摘が頻出するのが容易に想像できます。至極当然のことですが、世の中に溢れているIaaSとしてのクラウドサービスやSaaSとしてのクラウドサービスは、セキュリティ部分に関してはかなり厳格に運用管理しております。当然ですが、そんなことで事故が起きたらサービス自体立ち行かなくなるからです。そして私の経験上クラウドサービスのセキュリティインシデントのほとんどはユーザー自身が統制権を有しているaccountのガバナンスやauthorize設定に問題があったケースです。ので本件も単純に自社サービスの情報管理設定のミスというだけでクラウドなんて引き合いに出さなくても良いと思います。
全日空システム障害 原因は「データベースに負荷」 サイバー攻撃、データ流出なし
植木 輝IT Sales
予約システムに関わるシステムは少なくともミッションクリティカルなシステムですので、冗長性だけでなく、自動でスケールアウト(データベースの処理インスタンスを増やす)もしくはスケールアップ(データベースのスペック自体を上げる)するような可用性のあるアーキテクチャ構成を志向することが求められますね。クラウドの話をするとポジショントークになるので控えますが、このような構成はクラウド/オンプレミスのどちらの環境でも十分可能です。ワークロードのビジネス影響を鑑みて適切なアーキテクチャを構成することが自社のビジネスの安定性堅牢性を向上させ、On-goingな企業を作るいちばんの近道です。
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