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ローソン 中国展開を強化 2025年度末までに1万店 拡大する方針
徐 向東CM-RC.COM株式会社中国市場戦略研究所 代表
上海現地オフィスの1Fにローソンがある。出張時にいつも使っている。朝、ビル内に通勤にくる若者でいつも列と作っている。上海のローソン、ファミリーマートとセブンイレブンは、中国ローカルブランドのコンビニより、やはり店内のきれいさや、仕入れた商品の良さ、さらに店員さんの態度(サービス)はいずれもレベルが上だ。その中で、ローソンはさらに突出している。間違いなく日本の仕組みやサービスの移転や導入を一生懸命やっているであろう。ただし、日本より普及度の大きいフードデリバリー、さらにアリババ傘下の盒馬鮮生(フーマー)のような、宅配サービスとスーパーを融合した新しい業態(ニューリテール)もどんどん成長している。こうしたニューリテールは、AIも積極的に活用しており、中国ならではの独自の進化を遂げて成長している。ローカルコンビニは、今はローソンに負けているが、アリババなどが展開するオンラインとオフラインが融合するニューリテールの中に組み込まれたら、また別の様相が見えてくるかもしれない。日系の小売業が中国で成長していくには、こうした中国のニューリテールに対応する戦略も問われているのでしょう。
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徐 向東CM-RC.COM株式会社中国市場戦略研究所 代表
*アリババが一番恐れているのはまさに抖音のような動画アプリ。今はまだ中国人がアリババ社のタオバオで商品を検索しながら買物しているが、スマホで抖音ショートムービをスクロールしながら、次々に衝動買いしていくのはもう目の前に来ている。そうなったらアリババはどうなる?
*大晦日の夜のCCTV「春節聯歓晩会」は中国の紅白歌合戦。最初はタオバオやアリペイ(アリババ)がここでスマホお年玉をバラまいて一気に電子決済ユーザーを増やした。その後は、テンセントのWeChat pay、さらにEC新興勢力の「拼多多」が同じ手段でユーザー囲い込みに成功。今年は抖音に主役交代。中国はこのスピードで移り変わっていく。
*今の中国人にとって、抖音中毒との闘いが一番の課題。これこそ自分自身との戦いである。
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