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2025年、沖縄北部に大型テーマパーク『JUNGLIA』誕生 世界自然遺産「やんばる」をアピールする新たな観光拠点へ
ORICON NEWS
稲葉 祐樹大手車載部品メーカー 次世代製品設計担当部署 課長 博士(工学)
家族で沖縄旅行に行くときは決まって北部に滞在しています。 今帰仁あたりに宿を構え、やんばる、古宇利島、瀬底島などでのんびりと過ごし、夜は地元のスーパーで買った食材を泡盛で乾杯。 そんな楽しみに新たなピースが加わるのが今から楽しみです。 個人的に森岡さんの大ファンなので、「日本の産業構造に影響を及ぼす」という言葉に何が含まれているか楽しみなのですが、個人的には再生可能エネルギーなどをふんだんに活用したゼロエミテーマパークを目指してほしいと妄想しています。 むしろ広大な敷地で光合成して酸素を産むことで遊べば遊ぶほど地球に優しい、なんてコンセプトだったりすると世界中から人が押し寄せそうです。 また、半導体に携わる立場から申し上げると、最先端技術をふんだんに盛り込んで社会実装する大試験場というコンセプトも面白いのではないかと思っています。 ちょうど九州にはRapidusという最先端に近い技術を製品化できる工場もでき、シリコンアイランドとしての地位が確立されそうです。 九州の近くに位置する沖縄が色々な技術を試すインキュベーションアイランドとしてその地位を確立すれば、二つのアイランドの相乗効果で日本が再びテクノロジーアイランドとして世界で注目される島国として地位を確立できるのではないかな、と思いました。
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日本で一番就職が難しい「中年男性高学歴難民」の深刻実態会社が採用したがらない「納得の事情」
現代ビジネス[講談社] | 最新記事
稲葉 祐樹大手車載部品メーカー 次世代製品設計担当部署 課長 博士(工学)
私は大学院で工学博士号を取得しました。 理系、工学という限られた視野での発言となってしまうかもしれませんが、大学院に行こうとする方々はとても地頭が良い方ばかりという印象があります。 一方で、特に博士前期課程(一般的にマスターと呼ばれるコースです)では教授が敷いたレールの上をただ歩くような研究室もあれば、教授は何もせず、学生に主体的に研究テーマを創出させ、正しい研究の進め方を教授がエスコートするような研究室もありました。 前者のタイプの研究室を出た人は、社会に出ても上からの指示がないと仕事ができない指示待ち人間になる確率が高くなるような気がします。 しかしそれがダメかと言えばそうでもなく、型にハマって着実に生活を出し続けることが求められる製造分野では重宝されるのではないかとも思います。 一方、後者のタイプの研究室を出た人は、間違いなく型にハマらないことを求められる職種で力を発揮するのが正しい進路選択なのではないかと思います。 間違っても大企業に就職してしまうと、勝手な判断で勝手なことをやることで上司ともソリが合わなくなり、退職せざるを得ないか、不遇な立場で会社人生を終えることになるような気がします。 自分の性格、歩んできた道のりをしっかり見つめ、進むべき道を主体的に決めることが重要ではないかと感じます。 ちなみに私は昔から人に言われたことの裏をかくタイプの人間だったため、大学の選択も進路の選択も周囲を裏切り続け、就職も海外に飛び出して人と違う道を歩んできました。 海外で就職した当初はスズメの涙ほどの年収しかなく、周囲にとても驚かれました。 意地でも成果を出してやろうと奮起し、次の年の年収交渉では額が跳ね上がり、博士でも安月給しか貰えないとバカにしてきた周囲の方々をびっくりさせることが出来たことは良い思い出です。
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TSMCが熊本県に3つ目の半導体工場、3ナノ品生産も検討-関係者
Bloomberg
稲葉 祐樹大手車載部品メーカー 次世代製品設計担当部署 課長 博士(工学)
先端技術の製造適用が日本で行われることは素直に嬉しいことだとは思いますが、みなさん懸念されているように人材の確保が今後の課題になると思っています。 ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ウェハを投入して半導体として動くものが出てくるまでには100を優に超える工程を経なければなりません。 その各々の工程で管理すべきパラメータも多く、必要とされる知識、経験も異なります。 例えば半導体に不純物をドープし、熱によって拡散させる工程であれば電子工学だけではなく、異株材料同士の拡散に関する材料の知識も必要になります。 電極を形成する際に必要な金属薄膜の形成も、めっき、スパッタなど複数の手段が存在しており、前者は化学の知識が必要となる一方で、後者はプラズマ工学の知識が必要になったりします。 もちろん上記はごく一部を例示したに過ぎません。 半導体を成り立たせるためには非常に多くの知識が必要になり、その全てを熊本、九州という地域で全てを賄うことは非常にハードルが高いということはご理解いただけるのではないでしょうか。 もちろんこれらの知識、経験を伝承するためにナレッジを構造化し、作業も標準化することは進められていますが、プロセスノードの狭小化に伴い半導体の構造が変化していく状況においては、物事の道理をわかっている人材の確保がとても重要となります。 そういった部分で大学や高専などの存在は今後とても大きなものになると思いますし、企業内教育の重要性も増していくと思われます。 個人的には半導体に特化した企業内大学を設置する会社が増え、相互に講師を融通しあうようなしくみが出てくると良いと感じます。
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