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【読書】日本に必要なのは「変化を受け入れる力」である
倉田 浩美ヴィジョナリーブランド株式会社 代表取締役社長
「変化を受け入れる力」、とても共感します。日本は良くも悪くも「同調文化」であり、調和が得意です。だからこそ平和な社会が保たれる一方、変化を受け入れにくい。
今当たり前に思っていることは、当たり前でなくなっていくことを、まさしく「不適切にもほどがある」のドラマで感じます。全てを当たり前だと受け入れずに、好奇心を持って訂正するチカラは、必要ですね。
とはいえ、私たちの行動の95%は無意識に支配されていると言われ、意識の部分はたったの5%。つまりこれまでの経験が無意識な習慣となっており、わずか5%の意識を活用しないと、リセットはできません。
だっからこそ、「脳の空白原理」を活用するのが大事。空白原理とは、脳には空白があり、空白を埋めようと脳が働く思考パワー。例えば、アインシュタインなど多くの科学者がすごい発見をするのは、「なぜ?」という脳の空白を埋めようと、研究を続ける結果です。
脳の空白を活用するには、why?と問うチカラ、つまり素直な好奇心が大事です。脳の空白をたった5%の意識で追求していくと、リセット力にもなり、驚くほどの可能性が広がりますね。
【保存版】「伝説のダメ記者会見」に学ぶ、信頼回復の5か条
倉田 浩美ヴィジョナリーブランド株式会社 代表取締役社長
グローバルスタンダードでは、経営陣は「メディアトレーニング」を最低限受けていないと、メディアには一切出ては行けない仕組みがある企業が多いですね。
さらに、社内のコーポレートPRがしっかりとガイドラインを持っており、コンプライアンス関連のセンシティブなメディア対応の場合は、事前に何度も打ち合わせをし、事前想定Q&A(質疑応答)が作成されています。
もちろん、説明をするすべての文章は、外部のリスクマネジメント会社に作成をしてもらうケースが多く、念入りな事前打ち合わせ後、メディア対応をします。
事前準備はかなりの時間を要しますが、こういった経験をした上で言えるのは、しっかり仕組みや体制、事前準備ができていれば、おおよそリスク回避できるということ。そういった準備をしなければいけないという知識と理解が、まだまだ日本では少ないのではと思います。
クリスピー・クリーム、上場来最大の上げ-マクドナルドで販売へ
倉田 浩美ヴィジョナリーブランド株式会社 代表取締役社長
マクドナルドで販路を広げるのは、かなり大きなポテンシャルですね。なかなか、クリスピークリームの店舗まで行くのは不便、だけど好きという顧客は多いと思うので、どこにでもあるマクドナルドででプラスで買う顧客がかなり多いと思います。
ハンバーガーとドーナツであれば、カニバライゼーション(どちらかに偏ってしまう)が起きる可能性は低く、ドーナツを追加で購入する確率がとても高いという点で、お互いにwinwinで素晴らしい販路拡大戦略ですね。
さらに、マクドナルドでハンバーガーは買わないけれど、クリスピードーナツは買いたいという新規顧客も見込めます。既存顧客の平均購買単価を引き上げて、新規顧客も増やせるという最も効率が高い戦略ですね。
【最新版】あなたは大丈夫?実例で学ぶ「ハラスメント判例」
倉田 浩美ヴィジョナリーブランド株式会社 代表取締役社長
グローバル企業では、数十年も前からハラスメントに対する社内研修がしっかりとありました。最近のハラスメント事例を見ていると、日本企業の一部にしかそういった体制がしかれていないのではと感じるほど、驚く内容が多いですね。
特にハラスメントは、上司に相談しづらいケースが多いので、そういった場合も救済して見える化できるように、「ホットライン」と呼ばれる機密性を守るコミュニケーションラインもあります。ハラスメントだけに限らず、コンプライアンス違反に該当するのではという場合に、相談できる窓口であり、ケースごとに調査をする仕組みです。
グローバルスタンダードと比較をすると、まだまだ遅れているので、こういったコミュニケーションラインの仕組みづくりで見える化をすることと、社内研修が必須ですね。
【教養】私たちは「フォント」について何も知らない
倉田 浩美ヴィジョナリーブランド株式会社 代表取締役社長
インナーブランディングがしっかりとできている企業は、使用するフォントタイプも決まっておりこだわりのフォントが多かったりします。例えば、特定の社内カンファレンスで使用するパワポのタイトルは、◯◯フォントで、本体は◯◯フォントを使用することといった具合に。
その場合、通常のフォントセレクションの中からというより、追加で購入しないと使用できないフォントタイプのケースが多いです。
フォントタイプを社内で統一することで、その企業のブランディングの統一性の一役になっていると、初めて経験した時は感心したものです。
たかがフォントですが、されどフォント。インナーブランディングの役割をしっかりと担っていますね。
なぜ女性だけが「管理職になりたい」意欲を失っていくのかその裏にある「思い込み」の正体
倉田 浩美ヴィジョナリーブランド株式会社 代表取締役社長
上司が帰らないと帰りづらいという会社がいまだあるという現実に驚きます。経営者自ら旗振りをして企業文化を改革すべきことですね。上司により違うということも、あってはならないことです。
同調文化が強い日本では、なにかと「こうあるべき」とに囚われやすい社会。裏を返すと、変化や改革を恐れる傾向にあります。本来は、企業自体が一番変わることで、女性の管理職が増えていくはずですが、スピードが遅すぎるのが現状です。であれば、男女含み個々が考え方や働き方、ライフスタイルを変えていかないと、何も変わりません。
最近よく耳のするのは、「管理職は大変そう」と、女性がトライする前から諦めているという現状。周りにロールモデルがいないと、そう思ってしまう気持ちもわかりますが、上の立場になると見えなかった景色が広がり、「やらされ感」が少なくなっていき、新たな成長で自信UPにも繋がります。 ぜひトライしてみてください。
【教育】なぜ米国の小学生は「マインドセット」を学ぶのか?
倉田 浩美ヴィジョナリーブランド株式会社 代表取締役社長
私自身は、大学からアメリカでしたが、同じようにソフトスキルを重視しており、日本との大きい違いを大学でも感じました。より実践的に社会で生き抜くソフトスキルが授業に組み込まれています。
つまり、暗記中心のインプット型教育ではなく、アウトプット型により、周りとどう接していけばうまくいくかというソフトスキルを学ぶことで、立ち振る舞いがうまくなる。
その代わり、算数が苦手な人が多くて驚いたものです。アメリカの教育の全てが良いわけではありませんが、street smart(良い意味での世渡り上手)を身につける教育は、日本でもっと取り入れるいくべきだと思います。変化が多い現代を生き抜くために。
【手本】撤退危機から急成長。COEDOに学ぶリブランディング
倉田 浩美ヴィジョナリーブランド株式会社 代表取締役社長
長年のブランディングとマーケティングの経験から言えるのは、シンプルに言い換えると「being とdoing (あり方とやり方)」です。
ブランディングは、being=どういう存在でいたいのかであり、どういうキャラクターかです。一方、そのブランディング(ブランド)を効果的に周りに伝えるのが、doing=マーケティングです。
ブランディングとマーケティングは、一見難しそうですが、being とdoingに置き換えると、実はシンプルであり、私たちも日々活用できます。つまり、セルフブランディングとセルフマーケティング。
自分のあり方=ブランディングを、最も効果的に使えるセルフマーケティング手法を考えてみると、多くの伸びしろが見えてきて、ブランディングは楽しいものです。
【株価10倍】くら寿司が見つけた、アメリカで圧勝する方法
倉田 浩美ヴィジョナリーブランド株式会社 代表取締役社長
くら寿司の快進撃、凄いですね。確かにテキサスの成功は、大きな説得材料でしょう。
なぜなら、カリフォルニアやNYは、アメリカではないとアメリカ人から言われるぐらい、洗練された都市なので、寿司人気は当たり前。シアトルも日系アメリカ人が非常に多い町。
反して、テキサスに初めて出張で行った時に、アクセントが強い英語は聞きづらいは、若者が普通にカウボーイの服装をしているのに驚いたものです。そのくらいアメリカっぽい州ですので、投資家は確信したはずです。
さらに回転寿司プラスロボットの導入は、消費者からもかなりプラス。なぜならチップを払わずに済むので。チップ代は最低20%と言われるので、結構大きい差額です。くら寿司のこれからの快進撃、楽しみです。
【直撃】ニトリが「暮らしの何でも屋」で追うアマゾンの背中
倉田 浩美ヴィジョナリーブランド株式会社 代表取締役社長
Amazonは圧倒的に早く届き、楽天は圧倒的にポイント還元が大きいので、差別化をどうやっていくかが鍵ですね。 水漏れサービスは、差別化という意味でとても納得ですが、店頭で引き取りというサービスは、以前勤めていた企業でもやっていましたが、ニーズはかなり少ないです。
例えば、差別化のために、日本参入するのを躊躇している海外のインテリア雑貨ブランドはあり、とてもセンスが良いので、そういうブランドと卸しビジネスを始めて、ニトリのECで販売するのは可能性としてはありかなとも思います。ただし、ニトリという看板下での販売は、海外ブランドとマッチするケースは希少なため、サブブランド化も必要でしょう。
これまでの市場における成熟期から、さらに成長戦略を打ち出すのは、チャレンジなこと。これからのニトリの進化が楽しみです。
NORMAL
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