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メルセデス・ベンツに発火の恐れ、80万台に影響の可能性
Forbes JAPAN
Mani G製造業
今のところ情報の粒度はどこも似たか寄ったかという具合ですが、下記の記事には不具合はウォーターポンプの水漏れで、最悪事象として車両火災の可能性が示唆されている。 "Mercedes recalled more than 800 thousand cars - Bild - Perild" https://www.perild.com/2022/01/05/mercedes-recalled-more-than-800-thousand-cars-bild/ さらに下記の様な記述もあり、対象はディーゼルエンジン(OM654, OM656)のようです。 "We are talking about diesel models produced from January 2017 to October 2021: GLC, GLE, GLS, classes C, E and S, CLS with OM654 or OM656 engines." 少し調べてみましたが、OM654系はメカ式ウォーターポンプ(ベルトで駆動される)のようですが、水漏れが生じ得る部位は幾つもあるような印象。 https://midlandengineparts.co.uk/wp-content/uploads/IMG_4755-1.jpg ちなみに、ウォーターポンプの冷却水漏れを防ぐためにメカニカルシールを採用するのが一般的ですが(詳細は下記リンク)、シールの肝となるシールリングとメイティングリング間にはシール機能の発現・焼付き防止のために冷却水膜が必要で、このためにごく微量の冷却水漏れを許容する設計になっています。 "メカニカルシール | シール汎用技術 | 技術情報 | NOK株式会社" https://www.nok.co.jp/technology/seal/commentary/mechanical.html 本件不具合はメカニカルシールの不良か、もしくは接合面・部位だらけの構造によるものか。 オーナーの皆様におかれましては、心中お察し申し上げます。
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