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【実態】いま「マッチングアプリ疲れ」が急増している
遠藤 直紀株式会社ビービット 代表取締役
リアルの場で知り合って結婚した場合よりも、マッチングアプリを通じた結婚は、離婚率が8割弱になるという米国での調査結果がありました。
マッチングアプリでの出会いは長続きしやすく、その理由は、
・パートナー候補の数を大幅に増加させてくれること
・わざわざ会わなくても事前に相手の情報を入手できること
によって、自分に合う人を選びやすくなるからのようです。
偶然の出会いよりも、設計された出会いの方が勝率が良いのはロマンはないですが、納得感はあります。
お見合い文化が廃れた現在において、マッチングアプリの社会的な重要性は高まっているので、上手く活用できると良いですよね。

【赤字】有料会員170万人のクックパッドは、どこへ向かうのか
遠藤 直紀株式会社ビービット 代表取締役
現状の赤字が予定通りのものなのか、それとも予期していない規模のものなのかで、経営の健全性に対する評価が大きく異なるなと思いました。
10年間を投資フェーズと明示して試行錯誤を行える環境を作ってきたのは素晴らしい挑戦ですが、事業経営の攻守の双方の見通しが知りたいところではあります。
・創業から続いているレシピサービスに基づく有料会員と広告の売上・利益をどのように守っていくのか
・「26年までの投資フェーズ」の残り4年間で、どの事業にどの程度投資をして伸ばしていくのか
新規事業を数年で立ち上げるのは難しく、利益を上げる状態まで育てるのには通常5~7年程度を要します。
例外的な成長を期待しないとすると、既に今ある新規事業の中から、次の柱を見出さなければいけないスケジュールだと捉えています。そろそろこのあたりの情報を開示して、投資家を魅了してもらいたいです。

【反論】削減で業績は上がらず、企業が知るべき深刻コスト
遠藤 直紀株式会社ビービット 代表取締役
その企業にマッチしない社員を解雇できることは、
・ミスマッチによって価値が出せない状況が是正できる
・定年まで安定といった不健全な安心感をなくし、自助努力が増え成長が促進される
といったように、社会全体での創出価値量を増加させることができます。
しかし、解雇には負の側面も多々あります。解雇が従業員にもたらす精神的、経済的な負の要素を考慮すると、会社側が自由にいつでも解雇すれば良いというわけでもないはずです。
特に景気が良い時は大量に採用して、景気が悪くなると大量に解雇するといったヒトをモノのように扱う姿勢は、その企業にとっても、社会全体にとってもマイナスが大きいようです。
日本では不健全な水準で従業員が守られていますが、米国では従業員が守られていなさ過ぎる状態にあります。
日本がダメだからと単に米国を真似するのではなく、理想の状態をしっかり考察してそこに近付けていくことが必要なはずです。

【衝撃】日本は今、「人を生かせない」クライシスにある
遠藤 直紀株式会社ビービット 代表取締役
日本型の経営が常に悪いわけではないと捉えています。米国の語学学校に滞在していた際に、現地の先生が全生徒へ見せている動画がありました。
そこにはソニーの盛田さんの発言が収録されていて「景気が悪くなければ人を切る、人をモノのように扱って大切にしない米国企業の経営が正しいととは思えない」という内容でした。
高度経済成長期では物不足で需要が供給を上回り、何を作れば良いのかがわかりやすい経済環境でした。そこでは、ミスが少なく容易に拡大再生産が可能となる統制力を重視した日本型の人事組織は優れていたはずです。
しかし現代のように不確実性に対峙し、試行錯誤が求められるようになると、一人ひとりの仕事への情熱が必要になります。
情熱の源泉は仕事における裁量の大きさです。自分のやることを自分で決められることが重要で、仕事のやり方を他者から指示される仕事環境ではやる気は出難いものです。
企業を取り巻く環境が変わっているので過去にしがみつくのではなく、過去は肯定しつつも、しっかりと何が大切か見極めつつ変化していくことが肝要だと捉えています。

【木下勝寿】凡人は「ピッパの法則」で一流に変わる
遠藤 直紀株式会社ビービット 代表取締役
木下さんが書かれていることの納得感は高いです。
例えば、知識労働を行う場合でも、高い学歴があるからといって皆が同じ成果を出せるわけではない状況をたくさん見てきました。
高い学力は論理性や計算力、また勉強を積み重ねた結果の知識量といったハード的な脳の力によってもたらされますが、仕事の成果はもっとソフトな個人の持つ考え方、思考様式に依存していると感じています。
コンピュータが同じハードウェア性能があっても、どのOSを使うかで出来が変わってくるようなものだと捉えています。
仕事に関していうと、仕事の捉え方や処理に対する思考方法で随分成果が変わってくることが明文化されていて、学びが多い話になっています。

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