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インド首都、1週間の都市封鎖 新型コロナ感染再拡大で危機感
松田 崇裕TBSテレビ 報道局 社会部長 兼 解説・専門記者室
人口が多いだけに、ロックダウン中に2回目の接種が順調にいくか…が、課題だと思います。
英語が公用語でもあり、アメリカから転送されるテレフォンサービスなどもビジネスとして成り立っています。また欧米の金融系通信社は、企業決算など定形の情報取材もインドを起点にして行っている部分があり、時々現地スタッフからスクープが出ることもあると聞きます。
こうしたグローバルな情報産業にも先々影響が出てくるかもしれません。
ワクチン全員分、9月に調達 首相、米製薬会社と実質合意
松田 崇裕TBSテレビ 報道局 社会部長 兼 解説・専門記者室
ワクチンは、4月2週目あたりから、日本へ到着する量が倍増しています。すでにかなりのワクチンが国内にストックされているはずです。一方で、医療従事者への接種がまだ全て行き届いていません。これを待たずに高齢者接種がスタートしています。海外と比べて接種する側の人員が限られ、集団免疫獲得にはまだかなりの時間を要しそうです。
東京五輪に向けて、参加する多くの国の選手・スタッフはワクチン接種を終えて来日すると思われます。バブル措置がとられるため、一般市民との接触はないと思われますが、一方でここ数週間の国内の感染拡大の動きから、日本国内で活動することのリスクを参加国から問われるかもしれません。第4波の動向と収束にどれだけ時間を要し、並行して五輪の医療体制が整うか、難しい局面に入ってきたと思います。
キューバのカストロ氏、退任表明 兄弟統治に幕、後任は現大統領か
松田 崇裕TBSテレビ 報道局 社会部長 兼 解説・専門記者室
ラウル・カストロ氏が、2008年にキューバの国家元首にあたる国家評議会議長に就任した際の国会を取材しました。当時、兄のフィデル・カストロ氏は闘病中で欠席でしたが、ステージ中央付近に席が設けられ、影響力を維持していました。一時代が終わったように思います。
当時はアメリカとの国交回復前で、アメリカのレトロカーと言われる年代物の乗用車が日常的に使われるなど、古きよき時代の風景がたくさん見られました。一方で経済的に厳しい状況も随所に垣間見られ、当時はインターネットも一般市民には広く開放されていませんでした。そんなキューバを支えていたのが中国で、新車の中国製公営バスはかなり目立つ支援でした。
ラウル氏も高齢で、アメリカとはトランプ政権時に再び往来が制限されるなど、国家運営は厳しい状況だったと思われます。
社会主義路線を堅持しつつも、現実的な市場経済への移行と改革が、次期政権の担う課題ではないでしょうか。

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