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「やりたくなければやらなくていい」PTAから脱却した小学校の取り組み(女性自身)
内田 由紀子京都大学 人と社会の未来研究院 教授
学校への貢献と義務的規範。本来的には前者が前面に出るはずが、いつの間にか義務的なものになってしまった。また、前年度踏襲主義が多く、膨大な紙資料での引継ぎや、「誰がやりたくてやっているか」ではなく「決められたことだからやる」(かなりずいぶん前に決められたことであっても検証しない/できない)という意識になり、「今やるべきことをやる」という志向から乖離してしまったのかもしれない。家族の形態や働き方も変わってきている中で、学校への家庭の参加の仕方も変わってくるだろうし、それが多様であればとも思う。子供の学校での様子を知ることができる機会になるならば親にもメリットがあると感じてもらえるだろう。そういう取り組みに変えていけるところが増えていけばよいと思う。
Why Is This Colorful Little Wheel Suddenly Everywhere in Japan?
内田 由紀子京都大学 人と社会の未来研究院 教授
SDGs教育とキャンペーンの推進についてのNYtimesの記事。「日本は目標に対する認識を高めることに成功したが、プログラムの客観的かつ科学に基づく目標の策定は依然として遅れをとっている」。「多くの企業が開発目標のバッジを付けているのは、目標との整合性からではなく、義務感」。
最初は義務感や「形、ポーズ」から入ってのちにその価値を内在化させるというのが日本的なストラテジーなのかという気もするし、形から入ることが必ずしもネガティブとも限らないだろう。また、教育を通して実質的な内在化が若い世代にもっと進んでいく未来を描くこともできる。しかしながら、形の象徴的実践に満足して、形以上のものになることにあまりにも時間がかかっているようにも思う(記事にも紹介されていた男女共同参画の例もしかり)。
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