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繁華街の通りで客引きするミニブタを抱えた動物カフェ店員考えてほしい動物の気持ち【杉本彩のEva通信】
Hirayama TakuroER八王子動物高度医療救命救急センター 獣医師
記事の内容には大きく同意するところです。
併せて考えると、わたしたちがペットを飼う意味はなんでしょうか。
動物にとって不自然な環境であることを考えると『本来の行動をする自由』『不快からの自由』についてはほとんどの場合守られていません。
それを良しとするのか。明確な答えが自分の中でないと、飼うことは極めて自分勝手になってしまいます。
少なくとも、自然の中に動物が溢れていて、その中で営む人間の生活そのものもまた、自然であるはずです。
動物カフェに行くことが、動物が好きなことに本当につながるのか。よく考えていくことが大切です。
【歯石だけじゃない!】あなたの愛犬は大丈夫?歯科専門医で定期検診を受けたほうが良い理由!
Hirayama TakuroER八王子動物高度医療救命救急センター 獣医師
犬は早ければ3歳で歯周病になると言われています。口腔内のpHや常在菌、歯の構造の違いなどが言われていますが、普段与えている食餌によっても歯石のつき方は変わってきます。
意外に多い過ちとしては、歯石を取ろうとして豚の蹄など硬いおやつを与えるのは、むしろ歯のエナメル質を傷つけて歯石が定着しやすくなるし、万が一丸呑みしてしまうと食道に詰まり、命に関わることもあります。
記事にもあるとおり、少しずつで良いので歯磨きトレーニングをするのはとても有用で、歯の健康を守ることが人と同様多くの疾患を予防することにもつながってきます。
今できている歯石を取り除くことはスケーリング以外に難しいので、最寄りの動物病院で相談すべきです。
無麻酔歯石取りは全く意味がないので、絶対にやらないでください。
ノルウェー、ブルドッグの繁殖禁止=遺伝的疾患懸念で論争
Hirayama TakuroER八王子動物高度医療救命救急センター 獣医師
パグなどの短頭種は、短頭種気道症候群と呼ばれる呼吸器疾患群にほぼ罹患します。生涯呼吸がしづらい上に年々悪化するので、手術である程度改善させたりします。それでも完全に気道を元に戻す方法はないため、悪化した際は再び手術をしたり、対症療法を行うしかありません。彼らの独特の呼吸音は、彼らのかわいさなどではなく、疾患の徴候に過ぎません。
加えて、キャバリアは遺伝的に心臓の弁膜疾患にかかる犬種であることは、獣医師であれば皆知っています。この場合も徐々に病態は悪化し、対症療法を行ったり、近年では心臓外科手術を行ったりもします。
彼らの寿命を考えた時に、色んな治療をして生涯を暮らすことや、高額な医療を提供することは、人によっては精神的ストレスが大きいかもしれません。また、遺伝的な素因は文字通り生まれながら運命づけられたものであり、予防する術はありません。そのような子達を世に生み出していることは、本当に正しいことなのか?
私たちの国でもポピュラーな品種なので、決して他人事ではなく、生命に向き合っていかねばなりません。

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