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Googleマップは「21世紀に現れた無法地帯」 医師らが訴える「悪質コメント放置」の実態
弁護士ドットコムニュース|話題の出来事を弁護士が法的観点からわかりやすく解説するニュースコンテンツ
大山 哲生Skylight America代表(シリコンバレーのコンサル会社) CEO
コンサルティング案件で日本の全国規模の医療機関のマーケティング支援(および経営改善)を複数社行ったことがありますが、ちょっと記事に隠れた前提やかなり視点の偏りがあるようにも感じましたので少し長いですがコメントを まず、最初のロケーションについて。 Googleマップの場所が誰かが間違った場所を登録したとのことですが、通常であればGoogle Business Profileというサービス?できちんとアカウントを登録して、マップ上の情報を法人自ら管理できます 私のクライアントも最初間違って表示されていると騒いでいたのですが、上記で是正しました 口コミはたしかに極端な評価にアンプがかかって誇張される傾向や、戦略的にやると高評価を増やす余地がなくもないです しかし、法人側のマーケティングでコントロール出来るのはせいぜい量くらいで、内容は基本コントロールできません 投稿においては投稿者の過去の位置情報も見ているので、サクラレビューはかなりやりにくくなっているはず 悪質なコメントは何度も過去に削除依頼出しましたが、Googleの対応は早かった印象で、一年どころか半月音沙汰なかったこともありません (テクニック論ですが、本当にひどいものは返信で「消さないなら法廷で戦いましょう」と書くとほぼ100%向こうが自ら消しますよ) たしかに過剰なコメントが目立つようになりがちですが、そういうのが出るクリニックや病院はやはり経営に改善余地がある傾向にあると思います そういうコメントを「おかしい」とひたすら自分達の正しさを追求するか、改善の余地として真摯に受け止めるかに経営者の器や経営観、もっと言うとその医療機関のポテンシャルが見えるところでした もちろん私の経験が全てではありませんが、優れた経営者はGoogleマップのレビューと闘うのではなく、うまく付き合ってる(あるいは気にしていない)方が圧倒的に多かったです また、本記事に記載があるような内容は弁護士以前に多くがマーケティング等の知識で改善が見込める部分でもあるかと思いますので、似た内容でお悩みの医療機関はその線でも解決策を模索してみてはいかがでしょうか
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