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立命大生、1割が退学を視野に 休学は4分の1、学生新聞調査
ウスビ サコ京都精華大学, Kyoto Seika University 教授・Professor (前学長)
これからの大学のあり方が問われる中、学生もなぜ大学に進学したか、ということも大切な問いになってくる。社会現象にもなった大学進学が、知識追求が必ずしも目的になっているとは限りなく、将来に対する保証を視野に入れている学生もいる。大学がそれを約束したかのようにふりまう、学生の就職が主な目標となった大学も少なくない。新型コロナウィルス感染拡大によって、大学の役割が変わる中で、進学に対する不安を抱え始めている学生も出てくるのは無理がない。これからの学びのスタイルと大学のあり方は大きな社会的課題になるだろう。
米エール大も差別と認定、司法省 アジア系や白人
ウスビ サコ京都精華大学, Kyoto Seika University 教授・Professor (前学長)
この問題は日本の大学でもよく見られます。留学生枠や一つ昔前ならエリア枠のような暗黙の了解に入学選抜が行われてきました。また、学校スポーツの分野でも、同時に試合出馬できる外国人の数に制限があったりします。それが多くの外国人留学生にとってプレッシャーになり、しばしば指摘されてきました。人種に付着されたイメージが教育現場の政策決定を左右させるまで無視できないレベルに来ています。さらに、アメリカのアジア系学生のケースはより複雑な要因が絡み合っています。特に、エリート大学では、信頼の問題、アジア系学生の姿勢などなど。多様性が支援されない日本の多くの大学でも留学生政策の行方が大きな課題になると考えれます。
【8月予告】DXなどプロピッカー8名、番組テーマは「ファミリーのニューノーマル」
ウスビ サコ京都精華大学, Kyoto Seika University 教授・Professor (前学長)
この度、プロピッカーに就任いたしましたウスビ・サコです。マリ共和国出身で、京都精華大学の学長を務めています。京都在住は約30年になり、専門は「空間人類学」で「京都の町家再生」や「コミュニティ再生」などを研究しています。
2018年より学長を務める大学では「ダイバーシティ推進宣言」を唱え、「違いを認め合い」、「違いとともに成長する」ことを基本方針としました。また、グローバルな人間形成の場として開かれた大学キャンパス環境を目指しています。
多様化の進むグローバル社会、変化し続け不安定さが増す今後の世界において、新しい視点から独自のコメントを発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
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