Yanagisawa Shingo

もう政府はお手上げです、という政策なのに。

大物議員の落選がクローズアップされているが、自公政権の安定多数は変わらない。コロナ禍でこれだけ ？苦しんでも、この国は変われない。

アメリカが4年に一度の大統領選挙で政権交代の振り子が働くのに比べて、我が国の選挙では振り子が右に錆び付いて動かない。政権交代が起こらない現象は共産国のロシアや中国と共通しており、民主国家では珍しい。更に問題なのは一党支配と気付いて無い国民と、一党支配なのにプーチンや習近平のような顔がないこと。これでは外交上優位な地位が築けない。

アフターコロナの世界が来ると思うのは幻想だ。人類はずっとウィズコロナでどうにか行くしかない。またコロナとは違う感染症が出ても結局、ウィズ○○で行くしかない。根絶なんて無理だとなぜ分からんのだろうか？

明らかに鎮静化してきている。一刻も早く居酒屋等への規制を解くべきだ。 初めは規制の掛けやすいパチンコ店だった。 次いで居酒屋等のアルコール提供業者が規制の対象になったが、補償問題からそれは『自粛』とすり替えられ現在に至る。緊急事態宣言も蔓延防止措置も全国的に解除されたのに、都道府県単位の規制がまかり通り、アルコール提供時間は20:00まで、営業は21:00までという場所が多い。 居酒屋がアルコールを提供しているのは、営業権という我々に認められた権利に基づくものだ。相当の理由がなければ規制は許されない。にも関わらず、第○波の恐れ、リバウンドなどの蓋然性に依拠した行政の規制がまかり通っている。 客観的なデータの捉え方も疑問に思わざるを得ない。感染者数の増加が鈍化してくると『気の緩みに注意』、減少期に入ると『リバウンドの恐れ』、完全に鎮静化してきた今は、これまで規制解除は○人以下になることが条件としてきたその下限の数値を入れ替えている都府県がある。 感染対策認証制度又は蔓延防止リーダー制度。黙食やマスク飲食。これらはどこかの会議で採用された単なるアイデアであって、知恵ではない。ましてや人間に本来備わった自然な生活態度に依拠しておらず、長続きしないし、どこまで効果があったかも疑問が残る。 行政の方にこそ、その権限の自粛的態度が必要だと考える。

衛生面の問題について指摘が有るが、核心はそこではない気がする。選手の努力の結果であるメダル、しかも金メダルを自分の口に入れるという極めて無礼で配慮のない行為を問題とするべきだ。 政治家がよくスポーツ選手を激励するフリをして自らの宣材写真にしたり、演説中にスポーツの結果を引き合いに出したりする場面をみると、もっと政治家は謙虚にならなければいけないはず、といつも思う。

この方が途中で物事投げ出すのに国民は慣れている。

やると決めた以上は国民へのこのアナウンスが絶対的に必要だった。遅すぎるが、安倍前総理ならやらなかったはず。

こんな中で来日してくれる選手に申し訳ない。

自殺に見せかけた口封じがなされないことを望む。