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オリーブオイル値上げ「過去に例見ないほど」欧州での不作影響
Kawai Atsushiエシカル木熟アボカドとバナナを売るお兄さん 取締役
値上げ自体は既定路線ですが、圧倒的に供給と値上げの煽りを受けているのは主要産地であるスペインとイタリア。世界的な供給から言うと主要産地以外の振興地域は今まさに参入を果たすべくプロモーションを仕掛けている所ですし、当然為替の影響は各地で受けていますが、従来あった価格差がかなり縮まって競争力には遜色ない状況になっています。
畑が違うので油脂業界の事情は知りませんが、もし既存仕入先のみで新規検討していないのであれば、購買は少し情報リサーチかける良いタイミングだと思いますよ。トルコにアフリカ、色々な所に振興メーカーいますから。
小林製薬の「紅麹」サプリ摂取し死亡2人に 厚労省がサプリ3商品の廃棄命令を通知
Kawai Atsushiエシカル木熟アボカドとバナナを売るお兄さん 取締役
https://research.kobayashi.co.jp/material/benikoji/benikoji_report03_1.html
当然ながら菌株の検証を行った上での商品化はされてるようだ。
検証プロセスに問題があったのか、はたまた使用環境による変性など想定外のリスクがあったのか。「未知の成分」含めて伏せられてる情報が公表されない限りよく分かりませんね。
だいたいサプリを買って飲む人は健康意識が高いし、別の微生物発酵食品を買って食べる可能性もあるだろうに、そもそも紅麹菌株に特定された背景は何なのか。過剰に回収が先行している状況については冷静さも求められるように思います。
いずれにしてもバイオテック絡みの健康食品産業に大きくヒビを入れかねない案件。今後臨床なしには売れなくなる可能性すらある。
銅より高いカカオ豆、初のトン当たり9000ドル台-チョコ価格に波及へ
Kawai Atsushiエシカル木熟アボカドとバナナを売るお兄さん 取締役
市場規模は全く異なりますが、昔のバニラビーンズを思い出させますね。
嗜好品は一定の需要があるので、価格が高くなっても需要が無くなることはありません。チョコレートがなくなればケーキ屋もお菓子屋も廃業ですから。一時的な値上げとはいえ製菓業界は受け入れていくのでしょう。
問題はその先。
投機的な対象になっても、需要が落ちないと値段は高止まりする。バニラビーンズも12年前の相場が10倍に値上がりしましたが、結局落ちない需要を背景に高止まりが続きました。今年グッと下がってますが、それでもまだ昔の4-5倍の相場感です。
チョコレートの場合はどのような方向に進むのか。市場がデカいだけに各社の舵取りは見ものだと思います。
パティシエ・ショコラティエの方々には厳しい状況が続きますね。
小林製薬、「紅麹」50社に供給=生産の8割、自主回収相次ぐ
Kawai Atsushiエシカル木熟アボカドとバナナを売るお兄さん 取締役
HPにも詳細が出てませんが、経緯と原因については調査完了次第にケーススタディとして共有して欲しいですね。メディアにも引き続き追って欲しい。
ちなみに、こんな状況の中で煽り喰らってる色素メーカー。ベニコウジ色素を扱うメーカーや商社はこぞって風評被害回避に向けた案内を出し始めています。
ただ、その内容が…
「うちの扱い商品は異なる商品で小林製薬ではありません」と書いてあるだけ。
いや、そうじゃないだろ、と笑。
きちんと潜在リスクに対して工程制御出来てるとか、運用面の正当性を説明しないと、逆に非常にいい加減な印象を与えかねない。
こうした事件が起こると、メーカーの危機管理と品質管理の精度が垣間見えますよね。
【遺言】有名ベンチャー破綻。グリーンビジネスの「過酷な現実」
Kawai Atsushiエシカル木熟アボカドとバナナを売るお兄さん 取締役
メーカーの見通しが甘かったのでしょうね。「成長を見て欲しい」「検討・稟議の長さは想定外」など節々に出る言葉も、後出しでこんな言い訳聞かされたら投資家が失望しても仕方ないように思われます。
とはいえ、アップサイクル推進の難しさ自体は私達も身をもって実感しているものでもあり、動画内担当者の話(というか愚痴?)はなかなかリアルに響きました。
「環境・人権配慮」への意識自体は現場レベルでも年々確実に高まりつつあります。ただ肌感としても、未だ採用判断を左右するほどの直接的な決定要因にはなり得ていないように感じます。どちらかと言えば対ステークホルダーへの活動報告を見据えた限定的なカジュアルテーマに近い印象と受け止めてます。
多くの訪問企業が「遅かれ早かれ取り組まないといけないテーマだ」と口々に言い、内心では企業責任として"仕方なく"取り組まないといけないテーマと考えている。これを自発的かつ積極的な姿勢にシフトさせるには強力なトリガーが必要です。
このトリガーこそが差別化された品質と価格競争力。エシカルをねじ込む後発勢力は、知恵を絞って既存の不分別もしくは非配慮型素材・商品を超える品質&コスパなどの差別化・価値を生み出していく必要があります。それ無くして同じ土俵では戦えません。
一見これは理想論に聞こえるかもしれませんが、結局は真理です。良い品質で納得するコスパだから手が伸びる。見るべきはその本質だけで、良心に訴える御涙頂戴戦略は確実にコケます。
覚醒剤の元売人や知的障害者が売る「西成のクラフトビール」が、世界的ビールコンテストで銀賞を取った理由
Kawai Atsushiエシカル木熟アボカドとバナナを売るお兄さん 取締役
本来こうした自己肯定感向上を伴う価値提供が国の目指す方向性の1つなのだと思いますが、まだまだ実態としてはここまで具現化されていないことが多い、というのが福祉就労の現状だと理解してます。それは多くの場合、福祉経営者が物販やサービスを通じて営利を得る知識と経験を持ち得ない「福祉の生え抜き」の方が多いことも影響しているかもしれません。
実際福祉就労の運営上は制限こそあれ、比較的多くの自由と選択肢があります。この記事のような事業もそのうちの一つだし、よく取り上げられる久遠チョコレートなども似た類の事例ですが、環境を整え地域や消費者の購買心理に響く価値あるサービスを追求していけば、対価を得る仕組み作りは可能なんですよね。
そうした視点を、法外に低い低価値労働に甘んじてる就労方福祉経営者に如何に普及させていくか。1つの宿題に対する答えはこの記事の話にも詰まっていると思います。
「賃金上がりすぎ」で負のスパイラルに陥り始めたドイツ。「賃上げ」課題の日本との違い
Kawai Atsushiエシカル木熟アボカドとバナナを売るお兄さん 取締役
今朝たまたまこれに似た話を呟いてたのだけど、ドイツだけの話じゃないんだよね。アメリカやフランスなど農産大国も同じような問題を抱えている。アメリカの加工野菜や果物も今や世界の輸出市場競争下では勝てない。南米、中国、中東、アフリカにどんどんシェアを削られている。それでもなお維持できたのは国内の補助金などの政策と高い内需・自給率、そして辛うじて海外の新興競合を吸収することで市場相場をコントロール出来たコングロマリットだけが残ったが、どうもその安定性にも陰りが出ている実感が現場にはあります。そうした先進国の背中を追って賃上げ一辺倒に走る日本の未来は、果たしてどうなるのでしょうね。
ベースフード、カビ発生イメージ払拭へ。パッケージ「透明化」に安全管理強化もアピール
Kawai Atsushiエシカル木熟アボカドとバナナを売るお兄さん 取締役
HPを覗いてみましたが、久しぶりに衝撃を受けました。自社内にも委託先にも果たして本当に危機管理の専門家は実在するのでしょうか。
まずHPに「低減」という言葉が溢れ、最初から不良品が発生する前提の説明が堂々と書いてありますけど、食品を扱う者ならば、まず健康被害を引き起こす潜在的リスクを撲滅する義務があります。それは基本指針である食品衛生法上の基本理念、イロハのイです。
わざわざ消費者にアピールするためのHPに「不具合は発生する。それを撲滅ではなく低減するためにこんな努力をしてる。」と堂々と書く意味もどこにも無いですし、もし消費者に対してハザードリスクを負わせるような商品であるならば販売行為自体が大問題。まずその問題認識が無さそうな時点で、私は背筋が凍りました。
その他本当にどうでも良い内容を大事のように書くことが、色々丸出しなんですよね…。よくこの運用と管理で全国の流通やCVSを網羅したなと思いますよ。
基本的に自社PBや惣菜など生産責任を自社で担保する商品・サービスに関しては厳しい監査をするCVSも、販売企業が生産者責任を担保する外部仕入品に対しては監査が緩い傾向が強い。結果的にこれが前回問題を大きく広めてしまった1つの要因だと私は思います。
この際外部仕入品に関しても工場監査をきちんと導入すべきではないでしょうか。さもないと、マーケティング特化型の「ゆるふわ」事業者が全国にハザードリスクまみれの商品を撒き散らす可能性がありますよ。それは販売者も運用面で連帯責任を負うべきものです。
「価格転嫁で中小企業も賃上げ」政労使のトップが言うようにうまくいく? 最前線に立つキーパーソン4人に話を聞いた
Kawai Atsushiエシカル木熟アボカドとバナナを売るお兄さん 取締役
そもそも日本の商習慣の見直しがなされるかどうか、という側面もある。海外企業の話を聞く限り、条件の良い話があれば積極的に耳を傾けて切り替えを検討する。これは商売上当たり前の話で、それだから新陳代謝も起こるし生産性も上がるわけだが、日本の場合は特に中小は古き商風習や付き合いに守られている死にかけの中小企業も多いよね。無駄に長いサプライチェーンは見直され、競争力に結びつかない中抜き企業は淘汰されなければならないのに、業績悪い企業ほど新規提案検討は受け付けてないと門前払いする話も良く耳にする。構造自体を本気でリセットする気ならば、いっそ強制的に最賃引き上げるしかないのではなかろうか。
「昆布」が気候変動に苦しむアラスカの“救世主”になろうとしている | 困窮する先住民の暮らしを救えるか?
Kawai Atsushiエシカル木熟アボカドとバナナを売るお兄さん 取締役
数年前からブルーカーボンに絡めて積極的に取り組むスタートアップが増えていますよね。北欧でも南の豪州でも投資を呼び込んで熱を帯びている印象は受けます。ただ食用ではまだまだ海藻消費は日本や韓国などのアジア圏頼み。健康に良いと言っても硫化ジメチルの磯の香りが欧米人にはキツイし、グニャグニャ食感への抵抗も強いのが実情だと思います。
知人が南半球でブルーカーボン絡みの海藻事業をやってますが、人の食用ではなく、牛の餌(以前ピックがあったようにCO2削減効果がある)が最も投資熱が高い分野と言ってました。また別の会社はポリマー加工して建築素材に応用するような話をしてましたが、普通に食用として定着するよりかは食用外の方が早く広がりそうな気はします。
【独自】イチゴの「Oishii」が200億円を調達した
Kawai Atsushiエシカル木熟アボカドとバナナを売るお兄さん 取締役
最近欧州向けには北アフリカ産イチゴが伸びてますが日本のイチゴとは別物。彼らに言わせれば「日本のイチゴはイチゴではなくもはや砂糖だ」だそうだ。
甘味は旨味。そう言われるほど、日本人にとって甘味とは昔から特別な価値です。糖度の高い日本イチゴの良さにこれからどれくらいの多くの海外層が反応していくのか、という点は興味深い所です。
スイートコーンもそう。北海道で植えられる和名品種の中には世界に類を見ない糖度を訴求するものもある。一方海外では、例えばアメリカは古くから甘味ではなく風味重視で糖度は重要視されていなかった。が、そのトレンドもこの20年で大きく変化をし、スーパースイートコーンの作付け比率は上がっている。
同じ嗜好の変化がイチゴでも起こると日本が1つトレンドの中心にいる機会を得る。その仕掛けをしているよね、彼らは。面白い。
【真相】結局、転職はソンなのか、トクなのか?
Kawai Atsushiエシカル木熟アボカドとバナナを売るお兄さん 取締役
あくまで周りのシニア層の話(n=20)ですが、特に待遇に大きな不満もなく、居心地の良い環境から転職した人達の半数以上は何かしら後悔中。
転職先社風が幸いにも合っていた人達、もしくは大幅なキャリアステップアップ達成組は満足してるようです。
悩んだ末転職を踏み止まり居心地良い環境に残った人達は、環境変化してみたいという欲求を抱えつつ、50歳過ぎて今更感も感じるのでリタイヤ後に余生で趣味程度に起業しようかなと皮算用してる人多め。
割切り転職なら良いですが、シニア世代になってから環境的な不具合があるのは側で見ていて少しキツそうです。私は転職なら起業の方が楽しいと思う派です。
NORMAL
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