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米国株式市場=大幅安、利回り上昇や中東巡る緊張が重し
齋藤 正勝株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド 東G(4436) 副社長 COO
きょうのNY株式市場でダウ平均は続落。
序盤は、先週末の下落による値ごろ感からの買い戻しが先行しました。
取引開始前に発表された3月分の米小売売上高は予想を上回り、個人消費の力強さを示しました。
FRBの利下げ期待をさらに後退させる内容で、米国債利回りも上昇したのの、米株式市場は冷静な反応を示していました。
米株式市場の関心は次第に利下げ期待一辺倒から先行きの景気にも注目しているようです。
しかし、後半になって米株式市場はIT・ハイテク株中心に下げ足を早めました。
イスラエル軍の参謀総長のハレヴィ将軍が「イスラエルは次のステップを検討している」と述べ、イランのイスラエル領内への大量のミサイルと無人機の発射には報復で対応すると語ったことで、中東情勢への懸念が再び再燃しています。
イランの国連代表部が「この問題は結論が出たとみなすことができる」と述べていたことで、序盤の米株式市場は幾分安心も広がっていたが、上げを維持できませんでした。
ゴールドマンが取引開始前に決算を発表し、株価は上昇。
予想外の増益を記録したことが好感されました。
純利益は減益が予想されていましたが、28%の増益。
金利もVIXも急騰して、久々のFEAR(恐怖)に。
原油価格落ち着いてますが、日本株も厳しそうです。
為替介入なかなか入りませんが、さすがに入りそうな状況です。
米国株式市場=大幅安、期待外れの銀行決算で
齋藤 正勝株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド 東G(4436) 副社長 COO
きょうのNY株式市場でダウ平均は大きく下げました。
終値はダウ工業株30種平均が475.84ドル安の3万7983.24ドル、ナスダック総合指数が267.11安の1万6175.09、S&P500が75.65安の5123.41。
中東情勢への警戒感が世界的なリスク警戒につながっています。
米メディアがイランが48時間以内にイスラエルを攻撃する可能性があると報じたことで、週末越えのポジション維持に慎重な姿勢が広がり、ポジション調整の株安となりました。
ダウ平均は200ドル超の下げでスタート。
米国市場に入っても売りが続き、午後に入って一時37877.30ドルと前日比約580ドルの下げを付け、その後は38000ドル台の買いに慎重姿勢が見られ、安値近くでの推移となりました。
ダウ採用銘柄では決算が弱く出た銀行大手JPモルガンチェースが6%を超える下げ。
ハイテクの売りが目立つ中で、インテルも一時5%の下げとなり、その他幅広く売られており、30種中3銘柄がプラス圏、27銘柄がマイナス圏。
ハイテクは全般に弱く、半導体のAMDが4%安、エヌビディアが2.5%安など軒並み軟調。
テスラ、アマゾン、メタなどが売られました。
決算が集中した銀行株はまちまち。
強めに出たステートストリート銀行がしっかり。
金利落ち着いていますが、原油価格高止まりVIX上昇でGREEDから中立に。
週末に地政学リスク顕在化してしまうのか(いづれにせよ週明け日本株も厳しそうです)。
米国株式市場=S&P・ナスダック大幅反発、インフレ鎮静化期待で
齋藤 正勝株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド 東G(4436) 副社長 COO
きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばい。
この日発表の米生産者物価指数(PPI)が予想を下回ったことで買いが先行しましたが、一巡後はすぐに上値が重くなり、ダウ平均は下げに転じました。
前日の米CPIで形成された市場の利下げへのセンチメント後退を取り戻すまでの材料ともならず、次第に前日の雰囲気に戻っていました。
きょうも何人かのFOMC委員の発言が伝わっていましたが、早期利下げに消極的な見解も述べており、もう少し時間をかけて確認したい意向を示していました。
ただ、本日はIT・ハイテク株に買い戻しが強まり、ナスダックは大幅高となったほか、ダウ平均も後半に上げに転じる場面も見られています。
今週のインフレ指標を通過して、市場はいよいよ米企業決算に備えています。
決算シーズンは明日の大手銀を皮切りに本格化します。
堅調な景気により、S&P500企業の利益は2四半期連続の増益が期待されており、大手IT・ハイテク企業の利益率の高さも、重要な牽引役となりそうだという話。
今週の米消費者物価指数(CPI)の発表でFRBの利下げ期待が後退していますが、決算がネガティブな雰囲気を払しょくしてくれるとの期待も出ています。
今後の市場を牽引するのはFRBの利下げではなく、むしろ業績なのかもしれません。
金利上昇の環境下でも、企業業績は投資家の予想を遥かに上回ることが期待しているのかもしれません。
明日の大手銀の決算を皮切りに1-3月期の米企業決算が本格化。
市場は今回の決算に強気の見方を示している模様。
ストラテジストの間では、世界経済の成長回復に伴い、今年も米企業業績は好調に推移すると楽観視しているようで、前四半期の主な利益のエンジンであった割高なIT・ハイテク株も、再び堅調な業績に支えられると予想している模様。
第1四半期のアナリスト予想は下方修正よりも上方修正が上回っているとの声も出ていました。
今回の決算が利下げ期待の後退を払しょくできるか注目されます。
金利高止まりも、原油価格落ち着きVIX下がりGREED継続。
これだけ金利高止まり下で、ハイテク株ナスダック強く決算への期待高さが伺えます。
今回も5月25日エヌビディア決算が肝となりそうです。
米国株式市場=急落、3月CPI受け利下げ観測が後退
齋藤 正勝株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド 東G(4436) 副社長 COO
きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅安。
一時500ドル超下落する場面も見られました。
この日発表の3月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで、FRBの利下げ期待が更に後退しています。
FRBが注目しているとされる食品・エネルギー、住居費を除いたサービスインフレ、いわゆるスーパーコアも前月比0.6%、前年比4.8%上昇と、2023年4月以来で最も加速していました。
FRBは当面高金利を維持するとの見方を正当化する内容で、短期金融市場でも6月利下げの可能性を20%以下まで低下させているほか、年内は2回の利下げに留まるとの見方を強めています。
今夜は3月の米生産者物価指数(PPI)の発表が予定されていますが、利下げ期待がさらに後退するリスクにも備えていたようです。
金曜日の大手銀を皮切りに1-3月期の決算発表が始まります。
今回の決算に関しては景気が想定以上に堅調に推移していることもあり、好調な数字が期待されているようです。
想定通りの好調な決算だったとしても、米株式市場は素直に反応するか注目されます。
なお、午後に3月分のFOMC議事録が発表され、年内の利下げが適切とほぼ全員が判断していたほか、保有資産の縮小ペースを緩めるのが好ましいとの意見が示されていました。
ただ、米株式市場の反応は限定的で、その前に近日中にもイランがイスラエルに大規模なミサイル攻撃を行うと米当局者が判断しているとの観測報道が伝わり、原油相場の上昇と伴に米株式市場も売りが強まる場面が見られていました。
金利高、原油価格高、VIX上昇でGREED寄りニュートラルに。
これだけの金利高下で、特にナスダック踏みとどまっている印象。
日本株も厳しそうですが、円安でありどこまで踏みとどまれるか。
為替介入入る水準ですが、岸田総理訪米下では為替介入せずなのか、と言う辺りも気になるところです。
米国株式市場=ダウほぼ横ばい、CPIや銀行決算に注目
齋藤 正勝株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド 東G(4436) 副社長 COO
きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅に続落。
市場は明日の米消費者物価指数(CPI)の発表を待つ中、序盤は売りが先行し、ダウ平均は一時300ドル超下落する場面が見られました。
市場はFRBの政策がインフレにどのような影響を及ぼしているのかを確認したがっており、CPIが上振れサプライズとなり、インフレ期待の再引き上げが続けば、株価にとっては厳しくなりそうです。
先週末の強い米雇用統計に米株式市場はポジティブな反応を見せていましたが「インフレよりも底堅い景気を歓迎したようだが、米国債利回りは更に上昇しており、それが続くようなら、市場全体にとって懸念材料となる可能性がある」との声も聴かれます。
米10年債が4.8%に近づくようなら、心配しなければならないとの話。
ただ、後半にかけて買い戻しも見られ、ダウ平均も序盤の下げをほぼ取り戻しました。
1-3月期の決算発表を前に景気と企業業績への期待も根強く、下値では押し目買いも活発に入るようで、いずれにしろ明日の結果待ちです。
金利も原油価格もVIXも落ち着いており、GREED継続です。
このところ市場予想上振れ傾向のCPIですが、今回は果たして。
仮に上振れ円安進み152円超えドル急騰した際に、日銀は介入するのか、個人的にはCPI公表後1時間後くらいに介入と言うシナリオは153円辺りまで急騰した場合に有り得ると思っています。
NY株反落、11ドル安 利下げ開始遅れの観測で
齋藤 正勝株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド 東G(4436) 副社長 COO
きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅安。
先週は今年の上昇相場が一服し、本日は様子見の雰囲気が広がりました。
先週末の米雇用統計は予想外の雇用増を示したことで、FRBの利下げ期待はさらに後退しているものの、米株式市場はポジティブな反応を見せていました。
例え利下げ期待の後退で長期金利が上昇したとしても、好調な経済が企業収益の伸びを支え続けるという楽観的な見方に変化しているとの指摘も一部からは出ています。
雇用と賃金が上昇し、給与総額がインフレを上回っており、今年も力強い消費が続き、経済を前進させる原動力となると言う話。
市場は今週の3月の米消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)の発表を待っている状況。
予想は総合指数で前月比0.3%、前年比3.5%の上昇が予想されています。
FRBは堅調な雇用の伸びを(移民や副業影響もあるだろうしで)あまり気にしていないようで、インフレのほうがより大きな問題であり、FRBを安心させるには、3月分のデータがディスインフレのプロセスが軌道に乗っていることを示すことが不可欠だと思われますが果たして。
金利上昇も、原油価格落ち着きVIX下がりGREED継続です。
これだけ金利高止まり、先行き見通しづらい中で、米株市場は楽観見通し維持出来ていますが、チョットした事で崩れ易い面もあるとは思います。
日本株はSQ仕掛けに注意要でしょうか。
NY株反発、307ドル高 堅調な米雇用統計を好感
齋藤 正勝株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド 東G(4436) 副社長 COO
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。
上げ幅は一時400ドルを超えています。
IT・ハイテク株も買い戻され、ナスダックは大幅高。
取引開始前に3月の米雇用統計が発表になり、非農業部門雇用者数(NFP)は30.3万人増と予想を大きく上回り、失業率も3.8%に低下しました。
力強い米労働市場が示されたことで、市場の利下げ期待はさらに後退しています。
米株式市場も直後は売りが強まりましたが、動きが一巡すると買い戻しの動きが活発化。
インフレに絡んで最近注目を集めている平均時給が予想通りに前年比4.1%と鈍化傾向が継続したことで安心感が広がっている模様。
ただ、全体的にはFRBの利下げへの説得力には乏しい内容です。
このところの米株式市場は利下げ期待を好感した買いが目立ち、本来の景気の先行きに着目した動きから遠ざかっていました。
今回の雇用統計は、米経済が減速の兆しを全く見せておらず、個人消費は当面持ちこたえられることを示しており、本来、株式市場にとっては良いニュースとなり得ます。
一部からは、FRBが6月に利下げを実施しなくても、それは景気がまだ力強い証拠でもある。企業収益も上向き基調に留まり、株式市場にとっては追い風との声も出ています。
また、別のストラテジストからは、非農業部門雇用者数が予想を上回る30万人超の伸びとなったことは、労働市場にまだ力強さがあることを示している。とはいえ、平均時給が予想に一致したことや労働参加率が僅かに上昇したことを踏まえれば、もはや過熱感はないといった声も聞かれました。
来週の米大手銀を皮切りに1-3月期決算がスタートします。
それへの期待も投資家にはあるようです。
金利上昇もVIX下がり。再びGREEDとなり祭り続行。
利下げ遠のく状況より、米国雇用環境強さが確認されリセッション懸念払拭出来た事の方が好感されたんでしょう。
金利もですが、原油価格高止まりインフレ再燃懸念は払拭されておらず、来週CPIに注目集まります。
またコレまで期待裏切らず、相応の結果出し続けて来た米決算が始まります。
チョットした事で崩れる脆さと言うか慎重さ在る事も、昨日マーケットで示されているとは思います。
NY株4日続落530ドル安 早期利下げ観測が後退
齋藤 正勝株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド 東G(4436) 副社長 COO
きょうのNY株式市場はリスク回避の雰囲気が強まり、ダウ平均は大幅安。
下げ幅は500ドルを超えまさした、。
前日も終盤に戻り売りが強まる場面が見られましたが、本日も同様の動きが見られ、明日の米雇用統計を前に警戒感が高まっているようです。
前半は買い戻しが見られていたIT・ハイテク株も終盤に失速し、ナスダックも下げに転じました。
本日も複数のFOMC委員の発言が伝わっていましたが、利下げに慎重な姿勢を強調し、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁は、インフレが進展しないようなら、年内は利下げが必要ない可能性にも言及していました。
原油相場が一時87ドル台に急速に上昇したことも、先行きのインフレへの懸念を強めています。
一部からは「現時点でFRBが利下げを行う理由があるとは思えない。米経済は非常に好調で、まだインフレを打ち破っていない」との声も聞かれています。
明日の米雇用統計ですが、今週発表の2月の米求人件数は、労働需要が高水準で安定しつつあることを示唆しています。
毎週発表の新規失業保険申請件数も低水準での推移が続いており、非農業部門雇用者数(NFP)は再び上振れとなる可能性が高いとの見方もエコノミストからは出ているようです。
必ずしも一致しませんが、前日のADP雇用統計も予想を上回っていました。
特に最近ではインフレ懸念から平均時給に注目が集まっていますが、前年比4.1%への鈍化が見込まれています。
労働力に対する過剰需要が減少し、労働者の退職に伴う離職率が低水準で推移していることもあり、賃金圧力は引き続き緩むと予想されているようです。
金利低下もVIX上昇してモメンタムは中立に。
原油価格の上昇止まらずインフレ再燃懸念は顕在。
インフレ再燃懸念に加えて、景気後退懸念も意識されて来た様です。
日本株も円安ながら引きづられそうです。
NY株、3日続落=インテルが売られる
齋藤 正勝株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド 東G(4436) 副社長 COO
きょうの米株式市場でダウ平均は小幅安。
この日発表になった3月調査分のISM非製造業景気指数が予想を下回っていたことで、前半は買いの動きが見られました。
しかし、動きが一巡すると、次第に戻り売りに押され、伸び悩む展開が見られています。
終盤になるとまとまった売りも観測され、ダウ平均は下げに転じました。
ISM指数は新規受注が低下したほか、仕入価格が大きく低下し、4年ぶりの低水準に落ち込むした。
今回のデータは、FRBのインフレ対策が失速する恐れがあるとの懸念を和らげるものに。
FRBは利下げ時期を議論する中で、物価上昇圧力の緩和兆候を探っており、経済の最大部門であるサービスの動向を注視しています。
ただ、取引開始前に発表になった3月のADP雇用統計は予想を上回る伸びとなりました。
金曜日の米雇用統計を前に、市場はFRBの利下げ期待を後退させていますが、今回のデータはそれを正当化する内容となっています。
粘り強いインフレ指標と、いくつかの好調な製造業の指標が、FRBは利下げに時間をかけるのではないかと投資家を心配させていませが、本日のADP雇用統計も同様となっていました。
なお、本日はパウエルFRB議長のスタンフォードでのスピーチが行われましたが、全体的にトーンは先日のFOMCと変化はなかった印象で、利下げの可能性には言及していたものの、時期や程度については今後のデータを待ちたい姿勢を強調していました。
年初の好調なスタートから一転、第2四半期に入って米株式市場は調整の動きを見せています。
第1四半期の株式市場の上昇を牽引したインフレ低下とFRBの利下げ期待のシナリオは、第2四半期に入って揺らいでいます。
金利高止まりも落ち着き、VIXも小幅に下がりGREED継続です。
原油価格も高止まりインフレ再燃懸念は残っていますが、目先は雇用統計に注目集まりそうです。
イベント結果次第でドル円152円突破して介入もありそうですが果たして。
円安は日本株にとって追い風です。
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