新妻 健治

1980年ジャスコ株式会社入社。1989年から全ジャスコ労働組合専従役員として福祉/賃金政策担当/書記長を務め、2000年から中央執行委員長。 2007年から9年間イオングループ労働組合連合会会長を務めた(組織人員25万人)。以後、日本労働組合総連合会(連合)総合組織局等。  単組委員長時代から一貫して労働組合の運動として社会に喧伝される「働き方改革」とは一線を画し、「働き方'の'改革」という運動論を提唱し実践してきた。    私が定義する「働き方」とは作業や勤務態様のことではなく、限りある人生の過半を過ごす職業人生において、いかに働くことが、自分と社会にとって望ましいのかを追求する活動です。   働くことを通して自分と社会がより善くある為、自分の信念(おもい)を発端に、経営理念の実現に向け、それを具現化することに結びつける経営思想に倣い、知識と技術を講じて、行動する。この一連の不可分な行為全体が、私が提起する「働き方」です。    哲学者のハンナアーレントは、働くことを、①labour:生きるがための労働, ②work:意思をもって自分を活かす労働, ③action:自分だけじゃなく、繋がりをもって働くこと　の３段階に区分しました。 labour・workからactionへが、改革の基軸であると考えます。「自分を生き、自分を活かし、自分だけじゃなく、繋がりをもって、働きたい。」 「働き方''の'改革」の運動とは、この信念(おもい)をみなで連帯して、遂げようというものです。  Facebook Blog 「働き方'の'改革」という運動 を公開中。 「働き方'の'改革」という運動 https://www.facebook.com/働き方の改革という運動-1923281361218850/  執筆論文等一覧 https://ci.nii.ac.jp/search?q=%E6%96%B0%E5%A6%BB%E5%81%A5%E6%B2%BB&range=0&count=&sortorder=&type=0 ※私の発言は、個人の発言であり、現・前・元含め、帰属する組織とは何ら関係のないものです。